以前から、Smart J:COM Boxのブラックアウト問題について書いてきました。パイオニア製では本体リセットから数時間で発生するのに、HUMAX製では4日以上は持つなど現象に違いが見られました。実は、時間が経つと不具合が発生するのは、中で動いているアプリケーションがメモリリークなどの不具合を起こしているのでは無いかと推測してJ:COM側には伝えていたのですが、そのことの重大性をあまり認識されていないようでした。
で、先日書いた「HUMAX製Smart J:COM Boxでの電源OFF状態でのタブレット視聴可」について、いろいろ使っていたところ、こんな問題が発生したんですね。
どうも、Smart J:COM Boxにはメモリ管理周りで不具合がありそうだな。昨日ブログに書いた「電源OFF状態でのタブレット視聴可」の件、ちゃんと検証して書いたのだが昨晩は視聴出来なかった。で、さきほど本体リセットしたら再度視聴可になったんだよね。
— ぴずも@腰痛肩こり持ち(特殊市民♪) (@pismo_kumachan) 2014, 7月 8
「時間が経過すると動作しなくなる」&「本体リセットすると直る」という、どっかで聞いたような話。
実は、Smart J:COM BoxをHDMI接続したときに一定時間経つとブラックアウトする問題っていうのが以前からあって、パイオニア製からHUMAX製へのリプレイスを実施したのだが、そのときにもメモリ管理周りの不具合の可能性は指摘していたりする。
— ぴずも@腰痛肩こり持ち(特殊市民♪) (@pismo_kumachan) 2014, 7月 8
まさしくこれです。単純に中で動いているアプリケーションの問題と言うよりも、ひょっとしてOSのメモリ管理に不具合がありませんか?とさえ思えるような現象です。OSはLinuxベースだそうですが、そのインプリメントに失敗している(?)可能性も否定できません。
実は、多くの人に同じような現象が起こっているんだけど、コールセンターに連絡すると「本体リセットしてください」って言われて、なおかつ、それで直っちゃうので相互に重大な問題であることを認識していないのでは無いかと思ったりしています。
たぶん、このメモリ管理周りの不具合の可能性についてJ:COMが対応しない原因の一つに、何か問題があると「本体リセットして下さい!」って言われて、実際、それをすると直っちゃうから利用者が「不具合発見!→即本体リセット」っていう行動を取っちゃうせいなんだろうなと思う。
— ぴずも@腰痛肩こり持ち(特殊市民♪) (@pismo_kumachan) 2014, 7月 8
だから、J:COMが把握している不具合の数は「本体リセットで直らない分だけ」ということになっていて、不具合が過小評価されているのではないかと。結果として、本体リセットで直らない不具合はソフトウェアのアップデートで改善されても、本体リセットで直る不具合は永遠に放置される。
— ぴずも@腰痛肩こり持ち(特殊市民♪) (@pismo_kumachan) 2014, 7月 8
家電製品で何度も本体リセットを行うような事自体が大問題なのですが、コールセンター的には初回の分しか連絡来ない(以後はユーザーが勝手にやっちゃう)ので、何度も本体リセットしていることすら把握できていないんだろうなと。で、問題は「たいした問題では無い」で処理されちゃうので永遠に改善されないというオチだったりして。真っ当に考えれば、メモリ管理の不具合は大変重大な問題なんですけどね。
これって、実は最近の家電製品全般に言える事だったりして。不具合を指摘しても「本体リセットして下さい!」の一言で直るなら、本気で不具合の改善はしないよね。で、それに利用者の方も慣らされちゃっているという悲しい現実があるんじゃないかな?困ったモンだ。
— ぴずも@腰痛肩こり持ち(特殊市民♪) (@pismo_kumachan) 2014, 7月 8
で、いろいろ思ったんですが、これって一般の家電製品にも言える問題なのかなぁと。昔と違ってハードウェアで動く家電では無く、ソフトウェアで動く家電になっちゃっているので問題把握も難しくなっているし、コールセンターも「本体リセットしてください」で直るものは問題として捉えないだろうし。ものづくり日本が試されるフェイズに来ているのかなぁとか思ったりした今日この頃でした。
で、J:COMさんはメモリ管理の不具合としてキチンと検証し、修正してくださいな。
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