IT企業で働いて判ったブラック性


新卒で放送局に入ってから辞めるまでの18年間、ずっと思っていたことがあるんですよ。

8時間勤務って休憩時間を入れて8時間のことなんだよねと。そうなんです。放送局は実働7時間勤務だったんで、それが当たり前だと思っていたんですね。世の中みんなそうだと。

IT企業に再就職してから9時間勤務(実働8時間)が普通なのだと。今までが違っていたのだと。実働7時間に慣れると、実働8時間は辛いですね(笑)

まあ、そこはブラック性ではなくて別の所でブラック性を感じたところがあったので記しておきます。ちなみに、IT企業では某大手通信事業者のデータセンターの監視チームに指示を出すチームに業務委託で入っていました。でも、業務委託なのに指示は元請けから直接兵隊に飛んできてたんですけどね(ブラック性その1)

実は、放送局にいた時もローテーション勤務の現場が多かったのでシフト表を元に勤務にしていたわけですが、IT企業でもローテーション勤務の現場だったのでシフト表を元に勤務していました。そこで気が付いたことがあるんですよ(ブラック性その2)

放送局時代は全ての休日に番号が付いていて、シフト上、どの日がどの休日に当たるのかが一目で判るようになっていました。完全に休日の取得状況・有休の取得状況が管理されていたのです。まあ、これが普通ですよね。

でも、IT企業では違ったのです。休日は一切管理されておらず、一ヶ月の勤務時間が160時間というのが目安になっていました。裏を返すと一年間の全ての休日(土日祝日・年末年始)を一年間で消化出来たのかどうか判らない状態だったのです。既に手元には一年間の勤務表がないので検証しようがないのですが、場合によっては消化した休日日数が本来取得すべき休日日数に達していない可能性もあったのです。

一番気になるのは、放送局時代は宿泊勤務(17時間)は2勤務(7×2+仮眠時間)として処理されていました。が、IT企業では夜勤(16時間)は1勤務(8×1+時間外)として処理されていました。なので、放送局で夜勤がある時は「入明入明休休」がワンセットになっていたのですが、IT企業では「入明(休)」がワンセットになっていたんですね。明けの日は休み扱いというわけです。この差は大きいですね。IT企業だと「入明(休)日」という勤務があり得るわけです。明けの日は休み扱いですから。例えば放送局での例に合わせて6日間の勤務例では「入明(休)日入明(休)日」なんていう実質6連勤だって組めちゃうわけです。なんせ明けは休日ですから。

これでは身体がもちません。

まあ、世の中の実働8時間の会社では普通なのかもしれませんけど、人を中心に考えると「真っ当な勤務」とはとても思えないわけです。

尚且つ、休日が管理されていませんから有給を申請してもローテーションの中の休日で処理されていて、月間160時間の勤務時間が優先的に維持されるので、定休がその分減るわけですよ。

おかしいでしょ?

労働組合がない会社って、そういうものなんだなあ。労働者に不利益があっても文句を言わせない工夫をしているという事ですね。

ちなみに僕がチームを任されてシフトを組むようになった時に人を優先してシフトを組んだら(そもそも人が足りなくて全日2人勤務が組めないチームだったので非常に難しかったですが)「月の勤務時間数が足りない。元請けから人を減らされる。」って注意され管理能力無しとされましたので、元請けの大手通信事業者は実態を知っていたわけですよ。適切に休みが取れてないという実態を。

という事で、ローテーション勤務の現場に就職する際には休日がキチンとコントロールされているか確認しましょう。有給はちゃんと有給として取得出来るようになっているかどうか。

まあ、そういう杜撰な管理をしている会社は倒産して、その事業を引き継いだ会社も倒産しましたけどね(笑)


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