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パニック症候群

病気じゃないですが、イレギュラーな状態に遭遇するとパニックになる方がいます。
例えば、システムに障害が発生したときなど。 本来は冷静に状況把握をしてから適切な対応をとるべく状況分析をして、どういった対応をとるのがベストなのか判断するべきなのですが、何故か舞い上がってしまい状況把握を満足に出来ず、結果として対応手段の選択肢を減らしてしまうのです。 そのような方は上位の人に報告するときにもヒステリックになってしまっているので「何を言いたいのか判らない」状態に陥ってしまうのです。
これはシステム担当者としては最悪のパターンです。


先日もありました。 一番の原因はボクが約束を忘れて外出してしまった事にあるのですが… たまたま、その日は業務補助システムのバージョンアップに伴うデータベース移行テストのために、既存のデータベースからデータを抜き取る作業を行う事になっていたのです。 んで、ソフト屋さんが来たときにはボクは遠く離れたところにいたので、留守番のシステム担当補助者に対応してもらったのですが、サーバーへのログインパスワードが分からないという事でパニックになってしまったようなのです。 基本的にはウチのサーバーへのログインパスワードは数種類に限定されているので、そんなに数打たなくても対応可能なのですが頭が真っ白になってしまったようで、出先にいるボクの所へ何度も何度も悲鳴に似た電話がかかってきたのです。
アホか?と思いましたよ。
出先で打合せをしたりしている人間に対して数分おきに何度も何度も繰り返して電話をかけてくる… 何故冷静になって自らの頭で考えて対応できないのだろうかと思いました。 あまりにもウザイので途中からは携帯の電源を切ってしまったのですが、今度はボクの周りにいる人間に対してかけてくるので、やむなく作業の延期のお願いをしました。 パッパラパ〜になっている人には何を言っても始まらないので、これ以上ソフト屋さんの貴重な時間を割くのは申し訳ないと判断した結果でした。
こっちはこっちで電話攻撃にやられて、すっかりやる気を失ってしまいましたし…
補助者としての最低限の留守番も出来ない方を、これからどう扱うべきか…先週から悩みまくっています。 そして、新たに来ていただく方を探しているのですが、「選考をどのように行うべきなのか」とか「採用決定後の教育はどうすべきなのか」とか難題が山ほど出てきています。
ウチの会社はIT関連企業ではないのでマニュアル通りに全てを行う事は出来ないのですよ。 ましてやユーザー企業のシステム屋ともなれば社内の状況とのバランスを考えて適切な対応を行う必要が出てくるため、一筋縄ではいかない事が多々発生するのです。 基本的に止められない「放送」を生業としていると言う事もありますし…
そのような立場のため、「マニュアル通りにしかできない」とか「すぐにパニックになってしまう」とかいうのは本当に使い物にならないんですよねぇ。
どうしようかなぁ…

working
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