もともと、新電力への切り替えを考えていたのですが、諸事情があり4月から切り替えることになりました。電力会社としては北海道ガス(北ガス)になります。
色々検討した中から北ガスに決定した理由は以下の通り。
- 実は2月にTES(ガス給湯システム)のボイラーが壊れて交換が必要になった。
- ここ数年の傾向を見ると使用電力量が減少傾向にあった。
- 他社からの電力供給を受ける会社の場合、将来的な不安があった。
1.に関しては、ボイラー交換を発注する際に電力会社を北ガスにすると割引があったため、正直魅力だったというか決定打になってしまいました。まぁ、事前に検討はしていて以下の理由から北ガスに心は傾いていたのですが、背中を押された形になりました。
2.に関しては、各社を比較してみたところ使用電力量が多ければ多いほど格安になるプランばかりであったのに対して、北ガスは一律で格安になるプランであった事。そして、ここ数年の使用電力量の傾向を見た時に減少傾向にあった為、北ガス以外だと北海道電力との価格差が縮小していくことが予想されました。長期的に考えると、北ガスに分がありそうと判断しました。
3.に関しては、基本的に自社で発電設備を持っていない場合は他社からの仕入れをして我々に供給してくれることになります。その場合、電力の卸価格の変動の影響を大きく受ける可能性がある為、将来的な不安を抱いていました。北ガス契約後に、実際に他社からの仕入れをしていた会社が実質的に破綻状態になりました。懸念していたことが現実になったわけです。その点、北ガスは自社で発電施設を持って供給してくれる(場合によっては他社からの仕入れもあります)ので、不安は小さいと言って良いでしょう。
という事で、4月からの電力会社を北ガスに決定し申し込みをしました。
新電力に切り替える場合、リアルタイムに消費電力量を送電会社(現在のところ北海道電力)が把握する必要がある為、優先的に電力計がスマートメーターに切り替わります。その工事が本日あって、スマートメーターが設置されました。
上の旧電力計には昔からのクルクル回る円盤が付いていて機械的にカウントアップされていく感じですが、スマートメーターにはそれが無く、表示部は液晶になっています。計測された使用電力量は30分毎に北海道電力に送られていくそうで、北海道電力から新電力各社に情報が提供されるのだそうです。もっとリアルタイムで把握されるのかと思ったら、そうでもないんですね。受け側の処理能力の問題なんでしょうかね?
ちなみに切り替え日も連絡が来ていて、4月8日(北海道電力による3月分の計測タイミング)から北ガスに切り替わるそうです。
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