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どんな仕事においても直感は大事です

今は自分の会社を持っていますが、社会人になってから今までの27年間で幾つかの仕事を経験してきました。テレビ局の映像技術者や情報システム担当者、通信事業者のシステム監視等。それらの仕事の中で、自分の仕事のスタイルとして一貫して貫いてきたのは「直感で仕事をする」という事。もちろん、何の下地も無く直感が働くわけではありませんので、いろんな勉強や経験を積み重ねた上での直感と言う事になります。

例えば、映像技術者として活動していた時には「何か判らないけど、何かがおかしい」といった時に直感が働いたりしました。「このパターンはここがおかしいのだろうな」とか「このパターンはここが違っているのだろうな」とか。まぁ、映像技術者の場合には直感だけではなく感性も必要だったりするので、それらの相乗効果で仕事をしてきたと言う事になるかとは思いますが、直感は大事でした。

情報システム担当者の時には自分で作った仕様書から相見積もりを取った時などに直感が働いたりしました。こちらの要求仕様に対して見積と共に「これは要求を満たせる。これは要求を満たせない。」という資料も添付されてくる訳なんですが、だいたいどこの会社も案件獲得の為に「自分を大きく見せよう」としたがるので、その誇張部分を見破ったりするのに直感を働かせたりしました。

そして、システム監視をしていた時代(まぁ、今でも自分の所でしていたりするのですが…)はマニュアルに記載されていない現象について直感を働かせて対応してきました。基本的にシステム開発した人達が「こういうエラーの場合は、こういう対応をしてください」というマニュアルを作成してくれるのですが、極めて稀に記載されていない現象が出たりしてしまうことがあります。まぁ、開発者側の想定を越えた現象が発生したという事なのでしょうが、その場合は頼るものが何も無いケースもあるので直感に頼らざるを得なかったりするのです。もちろん、直感で動くだけではダメで、キチンと開発者側に問合せをするようにマニュアル上なっていますので問合せはします。でも、問合せをしている最中にでも直感を働かせるのです。

そのような直感を働かせる為に、常に情報収集の為のアンテナを張って、貪欲に知識を溜め込んでいきます。それが、浅く広くであっても充分なのです。そうすることで、直感が働き、適切な対応が出来るようになります。

但し、間違ってはいけないのは「ベースのない直感は直感にあらず。単なる当てずっぽうである。」という事です。当てずっぽうと直感は全く別物ですので誤解のないようにする必要があります。直感を養う為に、日々の努力が欠かせないのです。そして、日々の努力の上に成り立つ直感は絶対に外れることはありません。

あとは、直感を働かせる必要が皆無の仕事は、将来的には機械に取って代わられるということは確実に言えます。そうはならない為に、日々の努力を続けましょうね。

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