湯の宿吟の庄 – ★1.5




湯の宿吟の庄は全部で24部屋の比較的小さめの宿で、ウリはいっぱいホームページに記載されていますが… ハッキリ言いますが全くお勧めできません。 費用対効果を考えると異常に高い宿です。 3月23日にテレビ東京系で放送された「いい旅・夢気分」で紹介されていたのですが、その中で紹介された内容は残念ながらテレビ向けの色彩が濃かったのでしょうね。
ひとつひとつ書いていくと…
今回宿泊した部屋は図面によると宿の中で一番狭い8畳の和室と2畳くらいのいすとテーブルがあるスペースの部屋。 今まで宿泊した宿の中では一番狭い部屋である。 料金は上位から5本の指に入るくらい高い宿なのだが…
次に、ホスピタリティという面から見ると全くダメです。 従業員が若いせいなのか非常に手際が悪くチェックインももたついたり、僅か3組が重なっただけでお客の靴を取り違えたりと悲惨です。 女将も居たみたいですが宿にとっての上客にしか目を向けないみたいで、一般客には一瞥もくれませんでした。 実際、どこかの企業の役員さんらしき人とチェックアウトが重なったのですが、そちらの対応が終わったらこちらには全く見向きもせずにそそくさと奥に引っ込んでしまいました。 女将がそうだから従業員もそうなのか良く判りませんが、もてなしの気持ちは全く感じられませんでした。
食事は山奥の宿なのに海の幸がふんだんに使われていて、一目で地元の食材が殆ど使われていない事が分かりました。 ホームページには大変良い事が書かれていますが、食材は良いものを使っているのかもしれませんがメニューの構成はそこらの宿と大差ない在り来たりなものでした。
温泉は、塩素投入がされていない掛け流しの湯で、2種類の泉質が楽しめます。 どこかのサイトに「水で薄めた非常に薄い温泉」と書かれているのを見つけましたが、流石にそこまでは酷くないと感じました。
大浴場は含芒硝−食塩泉で若干とろみを感じる美肌系の湯で、源泉温度が非常に高いせいなのか湯が浴槽に注ぐところで温めの湯を加えて温度を下げられています。(実際に目に見えるし触れば判る状態になっています) お湯の色は透明で微かに硫黄臭がします。
露天風呂(周囲を囲まれて露天という印象は薄いですが…)は酸性芒硝泉でサラサラしたお湯になっています。 硫黄臭がし、湯の花も浮いて白濁したお湯です。 こちらは、源泉温度が低めということもあり加水されているようには特に感じませんでした。
ちなみにホームページに書かれている女将の言葉にある「8階の展望風呂」と言うものにはお目にかかれませんでしたし、そのような案内もありませんでした。 上客向けのものなのでしょうかねぇ。 案内されたお風呂はいずれも3階にあるものです。
全体としてみると、温泉はまぁまぁ良いのに温泉宿に一番必要とされるホスピタリティという点で大きく減点のほか、食事もそれなりという事もあって最大限に見ても★1.5個といった程度にならざるを得ないです。 3月に泊まった由布院の宿と比べると本当にサービスという点ではなっていないという印象を受けました。
(写真の説明)
建物裏の小径から撮った全景と窓から見える風景、中庭です。


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