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新見温泉ホテル – ★4.0

以前から気になっていた奥ニセコの秘湯、新見温泉郷。 今回は、その新見温泉郷にある2軒の温泉宿のうち、舘浦あざらし氏推奨の新見温泉ホテルに宿泊しました。 到着すると癒し系の女性が出迎えてくれました。 後で調べると、ここのお嬢さんだそうです。 何となく温かい気持ちになり、ノンビリ気分にさせてくれる感じです。
さて、まずは温泉の紹介から。
温泉は3ヶ所あります。 男女別の内湯が合計2ヶ所と混浴(女性専用タイムあり)の露天が1ヶ所となります。 混浴の露天の方には男女ともに湯浴み着が用意されており、比較的気兼ねなく入れると思います。 混浴嫌いのツレは「湯浴み着があっても嫌だ」と言っていましたが…
泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉で、無色透明で無味・無臭という感じのお湯になっています。 飲泉可能で、各浴室の他に内湯の前にある洗面所でも温泉が飲泉用に掛け流されています。
残念だったのが、内湯が熱くて非常に短い時間しか浸かる事が出来なかった事ですかね。 源泉温度が高いので温度管理が難しいのかもしれませんが、湧水を少量加えたり流量を絞ったりして湯温を下げて欲しかったです。 露天の方は適温だっただけに、少々残念でした。
次に食事について。
夕食は別室に用意されて、そちらで頂きます。 季節のものをふんだんに取り入れた料理が自慢の宿のようで、既に季節は秋と言う事もありキノコを使った料理が数品ありました。 あと、汁物の代わりに手打ち(?)の蕎麦が供されます。 品数、量共に適量という感じでした。 キノコが中心と言う事もありヘルシーな夕食となりましたが、大変美味しく頂きました。
朝食は食堂で頂きます。 基本的には季節による違いはないようなのですが、汁物はキノコがいっぱい入った味噌汁となっていました。 夕食もそうなのですが、ニセコエリアの温泉宿は御飯が美味しいんですよね。 隣のグループ客は「美味しい」を連発してモリモリ食べていたようで、お櫃に入った御飯を食べきってしまい、お代わりをしていました(笑)。 なお、食後にはロビーで入れ立ての珈琲を頂けます。
最後に総評を。
歴史のある温泉だけに建物も古く風情のある作りとなっていますが、もてなしの心は脈々と受け継がれているようで、非常に癒される感じのする宿でした。 温泉犬ならぬ温泉猫も我々を癒してくれます。 ただ、やはり残念なのがお風呂の湯温を調整できていなかった事でしょう。 せっかくの温泉が勿体ない感じがしました。
ちなみに、秘湯の風情漂う山奥の温泉だけに携帯電話は殆ど通じないと思った方が良いでしょう。 まぁ、ソフトバンクは山に弱いので完全に圏外でしたし、ドコモもギリギリ通じるかどうかという感じで、つながればラッキー、基本的には圏外だと思った方が良いでしょう。 そんな宿なので、気軽に世間から隔離されたいと思ったら、こちらに宿泊するのがよいのではないでしょうか。

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