霞ヶ関の働き方改革の為には何をすべきなのか?


河野太郎行政改革担当大臣が大号令をかけて取り組んでいる霞ヶ関の働き方改革。とても重要なことなので国民の関心も高いかと思うんですよ。

で、いろんな所から出てきている意見を見ると、やれFAXが〜とか、やれパソコンが〜とか書かれているけど、本質はそこではないと思うんですよね。そこはあくまでも枝葉の部分であって幹の部分を何とかしないといけないと。

その幹の部分って何かというと、国会議員や報道記者の質問の事前通告制度だと思っています。

国会では議員が大臣に質問をして回答をして貰いますが、日本の場合は「質問内容を事前に通告」する必要があります。通告していない質問に対しては「通告を受けてないから回答できない」と真顔で回答されます。

でもさ、そもそも大臣が「その職に合った勉強」をしていれば質問の事前通告なんていらないはずです。だって、大臣が自分の頭を使って自分の言葉で回答できるわけですから。普通はそうでしょ?株式会社の株主総会だって質問をその場で受けて、その場で回答するわけですよ。事前通告がないから回答できませんなんて言ったら大問題ですよ。

そもそも、日本の大臣の任命の仕方がおかしいのは「論功行賞」的な任命であったり、派閥のバランスを取るための任命であったりして、その筋に全く無知である方が就くことが大多数なのがおかしいんですよ。百歩譲って、それを良しとしても、就任したら必死になって勉強するのが筋なわけですよ。でも、全くしない。だから官僚が質問の事前通告を受けて夜通しかけて作った文章を棒読みするわけですよ。国会という公的な場所で。

あり得ないでしょ?

質問の事前通告制度を廃止すれば霞ヶ関の官僚達が夜通しかけて無知な大臣のために文章を作る必要も無くなり真っ当な時間で仕事を終えることができますし、それに伴い、大臣連中は事前に官僚達からレクチャーを受けて必死になって勉強しなくてはならなくなるでしょう。そうすれば国会議員の質問に対して自分の言葉でその場で回答できるようになるわけです。総理大臣とて一緒です。

記者会見でも同様に質問の事前通告とか言う茶番劇を繰り広げることなく、テキパキと自分の言葉で回答できますよ。それが当たり前なんですよ。質問を事前通告していない記者の質問には回答しないとか、あり得ないですよ。文章の棒読みで良いのならば幼稚園児で充分でしょう。そもそも大臣である必要がないわけです。

また、総理大臣の記者会見でプロンプターを使うことに対する是非が論じられることがありますが、今は官僚が作った文章を棒読みするために使っているからダメなわけで、自分が事前に考えた文章を読むのならば全然問題ないのです。まあ、自分が考えたのならばプロンプターに頼らずに自分の言葉で語れとは思いますけどね。

結局は総理大臣をトップに、各大臣連中が「無知なのに勉強しない」から様々なところにしわ寄せが行っているわけであって、真っ当な国会論議も、真っ当な記者会見も行われないわけです。

是非とも、河野太郎行政改革担当大臣には大なたを振るっていただき、質問の事前通告制度を廃止していただきたいと思います。

それを無くして霞ヶ関の働き方改革はあり得ません。


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