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医師の判断力が落ちている?

先週の火曜日に頭が割れそうなくらい痛くなり、仕事を休んだところから話が始まる。 今までに経験した事がないような頭痛だったが、発熱があるような感じがしなかったので鎮痛剤を服用してひたすら寝ていた。 だが、昼になっても、夕方になっても改善する気配がないので、一応熱を測ったところ38.6℃という自分にしては充分高熱の領域に入るほどの発熱をしている事が判明した。 少なくとも、前日の夜まではピンピンしていたので、急な発熱である。 また、節々の痛みや喉の痛みを感じていた。 自分としては「インフルエンザに感染したのではないか」と確信していた。
翌日、掛かり付けの病院へ行って症状を伝えたところ「インフルエンザの可能性がある」とのことで、簡易検査を受ける事になった。 しかしながら、簡易検査の結果はA型、B型共に陰性とのことだった。 そういえば、ここ数年、インフルエンザ症状が出ても簡易検査で陽性になったことがない。
ただ、昔なら簡易検査すらなかったので、症状だけでタミフルを処方するなどインフルエンザ対策をしてくれたのだが、最近は全くしてくれないのが気になるのである。 今回も、抗菌剤と鎮痛解熱剤を処方されただけだった。 本来、解熱するのはインフルエンザ対策としては良くないのであるが、解熱剤を処方したのである。 シロウト目ながら、医師の判断ミスではないかと思った。 この段階で、「頭痛がインフルエンザ症状の始まり」だとすると、発症から27時間を経過していた。
その日は、解熱剤を服用したときだけ少々熱が下がるものの、基本的には38℃越で推移していた。 翌朝、高熱が続いていたらどうするか考えどころだが、冷静になって考えると翌朝では発症から48時間を経過してしまい、もしタミフルを処方されても効果がない。 結局、翌朝は37.6℃まで下がったので、そのまま様子を見ることにした。
結果として、金曜日の朝には、ほぼ平熱近くまで下がったため、治ったものと思われる。 ただ、この段階ではまだ咳をしていたため、他者へ移さないように基本的に自宅療養を継続。 日曜日になって、咳も止まったので完治したものと思われる。
さて、何を言いたいのかというと、簡易検査での検出率は7割と言われている中で、症状を見ずに簡易検査の結果のみで医師が判断するようになってしまったのが問題だと言うこと。 今回の例では、休む期間を大幅に短縮できるものではないものの、水曜日に診て貰った段階でインフルエンザ対策の処方をして頂ければ、土曜日には完治できたかもしれないし、金曜日の夜には日常生活に戻れたかもしれない。 そういった意味では痛いところだ。
あと、ウチでは空気清浄機を使っているのだが、空気清浄機と簡易検査の関係についても疑問を持った。 もし、空気清浄機がインフルエンザウイルスを不活性化する能力があるのならば、そもそもインフルエンザに感染していても簡易検査では陽性にならないのではないかと言うことである。 数年前から「陽性になったことがない」と書いたが、それは偶然かもしれないが、空気清浄機を導入した時期と重なる。 なので、空気清浄機と簡易検査陰性との間に因果関係があるのならば、尚のこと症状を見て判断してもらわないといけないわけである。 これは、誰か調査研究をして欲しいと切に願う。
そんなこんなで、インフルエンザ症状で苦しむ中で、何となく考えたことを書いてみた。

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