システム構築の難しさ


今日のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」(ボクはBSジャパンで見てますが…)でやっていた「好調日本に潜むシステムのわな」というネタ。 まぁ、ネタとしては以前からいろんな所で言われていることの繰り返しなのだが、一部ウチの会社にも当てはまりそうなところがあった。
最近、ちょこちょこと発生しているシステム障害の要因の一つとして、発注者側の思いが適切に伝わらないために開発者側と齟齬が発生し、結果として意図した動きをしないモノが出来上がるのだと言うことが挙げられていた。 ともすると発注者側から出てくるモノはA4用紙一枚に書かれた“仕様”のみと言うこともあり、開発者側に何も伝わらない(事すら認識されない)まま進めてしまうという事態も発生するのだそうだ。
う〜む… うちの会社の今までのやり方がまさしくその通りで、今現在も社内で暗躍している“システム作りたがり屋さんとその一味”も従来のやり方を踏襲して物事を進めようとしている。 今日も頓珍漢なメールが飛んできたので、改めて「現状、明確になっている問題点」を指摘して差し上げたのだが残念ながらノーリアクションという始末。 まぁ、問題点をいちいち潰していくのは面倒ですから仕方ないんですけどね。
キチンと現場ヒアリングして仕様書を作り上げたモノが中間層(経営レベルの手前)の理解を得られなくて止まっている中、仕様書がないモノに関して2,000万円近くの費用をポンと出す会社も会社だと思うんですけど… そういった意味で、現在、システム構築の難しさを痛感しているところです。 ウチの会社ではマジメにやるだけ損だと言うことが現段階で明確になってきているし、そういった状況を目にすれば「マジメにやろう」なんていう気が消え失せるのも判る気がしますわ。


で、マジメにやってきた僕等の方は何故か現場連中のバックアップも得られない状況(自分たちで検討してきたはずなのに…)で、だんだん諦めムードが濃厚になってきており計画が頓挫しそうな状況ですよ。 何でキチンと計画して来たモノが中間層に抵抗に遭い、無計画故にダッチロールをしているモノがすんなりと通ってしまうのか本当に不思議でならないんだよなぁ。
そんな放送局が今現在一生懸命になっているのは役所に対しての金を無心することなのだ。 放送局に籍を置く者としては僅か5年間で何十年もかけて作り上げてきたネットワークを総取っ替えしろという無理難題を役所が押しつけてきているわけだから、それに対して受益者負担という観点から協力すべきであるとも思うのである。
でも、視点を変えて納税者の立場らから言えば「そんな無駄金使う余裕がある放送局に税金を投入することはあってはならない」とも思うのである。 特にウチは夫婦合わせると年間で数百万円の所得税・住民税を支払っているので余計にそう思うのだ。 まぁ、無駄金という点で言えば人件費も圧縮対象になるべきモノなのだが…(少々困るけど)
毎度の事ながら話がずれてきたので元に戻すと… マジメに仕様書作っても開発者側に渡らない(=発注に至らない)のであれば何ら意味がないよなぁ。 そして、仕様書なんてモノがなくても開発者側と打ち合わせに入る(=発注に至る)ことができれば、その先はどうなっても勝ちなんだよなぁ。 責任は開発者側に押し付ければ良いんだからねぇ。 ホント、本質とは違う部分でシステム構築は難しいということを痛感させられておりますわ。
おしまい。


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