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早稲田桟敷湯


早稲田桟敷湯は昭和23年に早稲田大学の学生が研修で掘削していて掘り当てた温泉を使った共同浴場だそうで、開設50周年の平成10年に立て替えられて現在の建物になったそうです。
建物の構造は面白くて下の写真が正面から見たところなのですが、中央の通路奥が浴場の入口になっていて左右の建物が名前にもなっている桟敷になっています。 左が湯上がり後の休憩にも使える中桟敷で、右が時間貸しの大桟敷となっています。 それぞれ通路側が解放できるような構造になっていて、双方の部屋を開放すると右の桟敷が舞台としても使えるような構造(ちょっと高めの位置)になっているそうです。 この奇妙な形の建物の設計も早稲田大学の方がされたそうです。
中にはいると、黄色く塗られたコンクリートの床が何も敷かれることなく剥き出しになっているのですが、温泉熱を利用した床暖房になっている為に全然冷たくありません。 脱衣所も同様の床になっています。
浴室は広めで洗い場も完備されています。 ここも源泉100%掛け流しで滝の湯のように木のパイプで外から引き込まれています。 湯を冷ます工夫ですね。 泉質は含食塩-芒硝泉で透明な湯の中に湯の花がたくさん浮いているという感じの湯です。 若干ですが硫黄臭もします。
ここも結構人気らしくて混雑する事もあるみたいですが、僕たちが行った時間が夕食時だったので、ちょうど谷間の時間だったのか空いていてゆっくり浸かる事が出来ました。 共同湯以外は立ち寄り入浴の時間が終わるのが早い(だいたい16:00には終わる)ので、日帰り客も居なくなりつつある時間なんでしょうね。 ここも湯めぐりチケットでシール2枚でした。
日帰り入浴のみなので★は付けませんが、こちらも大変良いお湯でした。
(写真の説明)
建物の全景と、正面です。
写真の色、赤っぽいですが本当はもっと黄色(硫黄色だそうだ)です。

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