尿前の関





鳴子峡センターを昼前に出発して国道沿いをひたすら下りていくと、まもなく鳴子公園という大きな公園に出くわす。 ここは、鳴子峡の終点にあたり崖っぷちにある広大な広場という感じの公園である。 敷地内にはレストランと日本こけし館なる施設もあるが、そんなものには目もくれずひたすら先へ進む。
ちなみにこの公園、桜の木がたくさん植えられているので満開を過ぎた時期とはいえ非常にきれいな眺めを楽しむ事も出来ました。 そんな公園から急な坂道を下って脱出すると、そこは尿前(しとまえ)という名前の地域になります。 尿前という名前にはやはり源義経が絡んでくるのですが、詳しい内容に関してはYahoo!かなんかで検索して調べていただくとして、名所である尿前の関跡へ向かいます。
尿前の関とは出羽街道の要衝にあった関所で、ここには松尾芭蕉の像が立っています。 何で松尾芭蕉なのかというと、奥の細道の旅をしているときに急なルート変更で通行手形を持たずにここを通過する事になり足止めを食ったということで記念に作られたみたいです。 ちなみに、ここら辺では奥の細道(出羽街道)の跡を歩けるようで芭蕉ファンが多く訪れるみたいです。 芭蕉にまつわる名所も多々あるようです。
この段階で午後1時になろうとしている状況なので、たまたま発見した出羽街道沿いにある「お休み処 関の茶屋」(3枚目の写真、左の建物)というお店で食事を採る事にする。 ここはおじさん・おばさん計3名でやっている店らしく、ちょっとしたお茶と軽食のお店らしい。 メニューは至ってシンプルで、手打ちのそば・うどんと甘酒やコーヒーといったメニューのみである。 まず、テーブルに着くとお茶と山菜の小鉢が3品出てきた。 山菜は周辺で採れたものばかりだそうだ。 食事がしたかったのでソバを頼むと、山菜の小鉢がもう一品と山菜の天ぷらが出てきた。 テーブルに着くだけで山菜づくしである。 ようやくソバが出てきたと思ったら「サービスだよ」と言って草団子も出てきた。 サービスで草団子という事は、その前の山菜はサービスではなく当たり前に出てくるものだったんですねぇ。 実質的に山菜ソバ(デザート付き)という状態になって代金は…ソバの代金600円だけである。 おばちゃん曰く「そこらでタダで取れるものだから…」との事であるが、驚きである。
ちなみに、食事中にいろいろ話をしたのであるが内容はともあれ、いろんな事をご存じのようでビックリした。 スポーツの事やら政治の事やら… 北海道から来たと言っただけで、物凄く話が盛り上がってしまった。 結局、お店に1時間くらい滞在してしまいました。
思いもかけない山菜づくしのもてなしでお腹いっぱいになった僕たちは、本日の最終目的地である「姥の湯旅館」へ向けて歩き始めたのでした…


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