教育の難しさ


若僧君がボクの下について半年。 改めて教育の難しさを感じているところです。
バカ造君の時はH大学大学院を出てきた優秀な人間という事で、ベース(初歩の初歩の部分)は自分で何とかしてくれるだろうと期待をして実際の運用から入っていったのですが、それが大間違いだったのですよ。 ある程度出来るようになるんだけど、頭を使って考えないから定型業務から脱却できなかったんですよね。
上司からは人事異動の時期になる度に「どうする?」って聞かれて、でも「もう少しで何とかなりますよ」と言って何とか放出を思いとどまってもらい… 最終的にはボクの手には負えないと判断して別のメンバーの下に付けたんですが、それでもダメで兼務という形は取っているものの事実上の放出。 彼を引っ張ってきてもらったのは会社として情報システム系の人材の層を厚くしたいというボクの意志だったので、ガックリです。
んで、彼の後に来たのが若僧君。 彼もまた大学院出の優秀な人間なのですが、バカ造君よりもっと酷かったのは社会人としてのマナーが全然なっていなかった事。 前の部署では彼を一流のカメラマンにすべくエリートコースを歩ませようとしていたようで、一般常識を教えてなかったせいか言葉は悪いがカメラバカになってしまったのです。 そんな感じなので、FAXの送り方とか連絡文書の書き方とか… 何でこんな事を教えなければならないの?ってところから入って、いざシステム運用の教育へと進んでいるところなのです。
彼の場合は根がマジメらしく、自分で何でも調べて勉強していくので教える側からすると楽なのですが… 御多分に漏れず、型にはまった事はすんなりとできるものの頭を使って一捻りしなければならない事が全く出来ないのです。 考える事が出来ないわけではないのですが、パターンから漏れてしまったモノへの対応が出来ないのですよ。 その状況に於ける解を求めるための情報はいっぱい持っているのにパターンマッチングで解を求めようとしてしまうので、どれもこれも引っかからずに抹消されてしまうんですね。 かすっているモノを組み合わせて解を導き出すという思考に未だなっていないんです。
あと、見ていて思うのは「いきなり100点を取ろうとしている」んですよね。 それは絶対に無理なんですよ。 経験もないし基礎もしっかり出来ていないんですから。 だから、ボクも他の人たちも「それは求めていない」んですけど、自らその世界へ飛んでいってしまうみたいなのです。 だから、「仕事が出来ない」ということでデフレスパイラルに陥ってしまっているようにも見えるのです。 言ってもダメなんですよねぇ。
でもね。 これはどんな仕事をしても同じだと思うのですが、1+1=2の世界から1+1=0の世界へ思考を切り替えないとダメなんですよ。 ステップアップできないのですよ。 そこを何とか教えたいのですが、そこが非常に難しい。 バカ造くんの時と違って可能性はあるので絶対に潰したくないし、逆にドンドン伸ばしてあげたいのですが…
本当に難しいです。
まぁ、社内でいろんな人にダメ出しされているボクなので無理なんでしょうが…


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