帰ってきてから1ヶ月にもなろうというのに未だに書いていますが、今回の知床旅行最後の観光は大雪の銀泉台です。
ちょうど紅葉シーズンに入ろうかというタイミングだったらしく一般車両は通行止めになっており、かなり離れた場所に用意された駐車場から有料のシャトルバス(片道400円もする!)に揺られて行く事になってしまい時間のロスは大きいのですが、せっかくなので行ってみる事にしました。
国道から銀泉台までの道路はかなりの砂利道で気密性の低い車だと大変な事になりそうです。 実際、シャトルバスは車内あちこちをガムテープで目張りしております。 で、帰りのバスは目張りが剥がれてきていたらしく窒息しそうになるくらい(ちょっとだけオーバー)砂埃が入ってきてハンカチなどでマスクしないと行きが出来ない状態になってしまいました。 それくらい酷いダート道なのです。
銀泉台に着くと、そこそこ遠方まで視程が伸びていて遠くの山々はきれいに見ていましたが、残念ながら紅葉の方は本当に始まったばかりという状況。 シャトルバスの出発点で貰った手作りのガイドによると、そこそこ景色が楽しめそうなところまでは時間がかかるようだったので入山するかどうかは迷っていて、登山道の入口にある案内板を見てから決めようと近づいていったら… 管理をされている人たちに入山届を書け!と強く言われてしまう。 まだ入山するかどうかは決めていなかったのだが半ば強制的に書かされたので、一寸だけ先に行ってみる事にした。
件の手作りガイドは実は初めての人には分かり難く、どこまで行くと想定した時間で戻れるのかが良く判らなかった。 後から改めて見直せばもっと先まで余裕で行けたようなのだが、それは後の祭り。 そのガイドから読み取った最適な場所として第一花園まで行って折り返してきた。
第一花園はナキウサギがいっぱい居たみたいで鳴き声がするのでカメラを構えて待っていたものの、へなちょこデジカメでは全然撮れる状況にならず諦めました。 紅葉の方は遠くの山も近くの山も、うっすらと黄色く色付いている程度で良く写真で見かけるような綺麗な紅葉にはほど遠い状況でした。 それでも1週間も経つとたいそう色付くらしく、たまたま見つけたこちらのサイトに載っている写真を見ると違いが分かると思います。 3週間後にはこちらのサイトに載っているような、すばらしい紅葉になっていたそうな。 今度は時期を変えて行こ〜っと。
取り敢えず時間の都合もあるので昼ちょっと前に引き返して、銀泉台ヒュッテで軽い昼食を採ってから外に出ると… ヒュッテの床下からシマリスが出てきて日向ぼっこ(そんな感じに見えた)をしていましたよ。 人に慣れているのか、かなり近づいても逃げないのでバッチリ写真に納める事が出来ました。
そんな感じで今回の旅を終える事が出来たのでした…
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