スマイリーキクチ氏が数年に渡って言い続けているのが「ナウではなく過去形のワズで投稿」という言葉。要するに「なう」を投稿すると自宅にいないことが世界中に発信されるため犯罪に遭う可能性が高くなると言うもの。
旅行や里帰りをする方、SNSの投稿は「私は家にいません」と世界中にアピールしているのと同じ。友達だけでなく泥棒や変質者も見れます。「自分は大丈夫」は過信です。今日もどこかで事件が起きています、被害者は自分が遭うなんて誰も予測していません。海外旅行の投稿は帰国後、ナウじゃなくワズで。
— スマイリーキクチ (@smiley_kikuchi) December 25, 2018
ゴールデンウィークを楽しんでいる方もいらっしゃると思います。「久しぶりに実家に帰省」とか「ディズニーきたよ」と、SNSに投稿されている方、「私は家にいません、留守です」と世界中に発信しているのと同じです。泥棒や変質者もSNSを見ているかもしれません。ナウではなく過去形のワズで投稿を!
— スマイリーキクチ (@smiley_kikuchi) May 4, 2022
まあ、一理あるなあとは思いつつもモヤモヤしていたんですよね。何か違うよねと。
そもそも、「なう」で投稿したものを見て自宅に侵入されるという事は既に自宅を特定されているという事であって、「なう」で投稿するのがヤバイわけではなくて「自宅を特定されている」のがヤバイよねって話なわけですよ。だってさ、自宅が特定されている段階で在・不在に関わらず犯罪に遭う可能性が急速に上がるわけですからね。
もちろん、SNSの投稿に気をつけなくてはならないのは言うまでもないわけであって、そこが雑になっていると結果として自宅の特定につながるわけですからね。
犯罪と因果関係が薄い「ナウではなく過去形のワズで投稿」を何度も繰り返して言い続けるよりも、そもそも「自宅の特定をされるような投稿をするな」と注意喚起する方が何倍も意味があることなのですよ。ここら辺、結構勘違いされている方や組織を多く見られるので、ちゃんと正しい注意喚起をして欲しいなと思います。特に警察はネットが絡むと途端にアホになるので、警察発表を鵜呑みにして注意すべき点を誤らないことが大事です。
「なう」で投稿しようが「わず」で投稿しようが、そこに有意差はないんです。そもそも、投稿きっかけで空き巣に入られたりしたとしたら「その投稿以前から自宅を特定されていた」という事なのですよ。そして、自宅を特定されていたことの方が何倍も危険なことだという事を認識してくださいね。
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