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映画「リスタート」を舞台挨拶回を見てきた

テレビ東京系の「THEカラオケ★バトル」に初出演した時から地味に応援している、フォークデュオHONEBONEのボーカルEmilyさんが主演の映画「リスタート」を見てきました。

そもそも僕は映画館で映画を見ない人なんですよね。生まれてこの方、映画館で映画を見たのは数回という少なさ。前に見たのは、なんと!22年前です!(笑)

もちろん、シネコンなんて行った事ありませんよ。

そのシネコン初体験が映画「リスタート」になったのは何かの運命ですね。



さて、映画「リスタート」は品川ヒロシさんが監督、EmilyさんとSWAYさんが主演(と言っても良いのかな?)の、北海道下川町を舞台にした映画です。吉本興業と下川町が協定を結んだのをきっかけに制作された映画だと聞いていますが、制作費用をクラウドファンディングで集めたというのも話題になっています。事あるごとに品川監督が「お金がない」と言っているくらい低予算で制作された映画みたいです。

映画自体は2019年に撮影されて、当初は2020年に公開予定だったと伺っていますが、例のコロナ禍により延期になり、2021年7月9日に北海道先行で公開されました。2021年7月10日に舞台挨拶で北海道での上映館4館を駆け巡るという事で、札幌での舞台挨拶を見てきました。

映画の内容はネタバレしない程度に書くと、下川町出身の未央(Emilyさん)がシンガーソングライターでデビューを目指して上京するも、当初の目標とは異なる地下アイドルとして活動する日々を過ごしていました。そんな中、有名芸能人との不倫を撮影されて地下アイドルを解雇になり、熱烈なファンに襲われという苦難の中で下川町に戻るところから話はスタートします。どん底の日々を過ごす中で下川町の同級生に励まされ、シンガーソングライターとして「リスタート」するという映画なのですが、後半に鍵になるのが大輝(SWAYさん)との絡みなんですよね。

そして、ところどころ心が締め付けられるシーンがあるんですが、一番締め付けられるのは下川町の倉庫で開催されるライブで「リスタート」を歌うシーンですね。涙なくして見られないですし、歌詞と一つ一つのシーンが結びついていくのが何とも言えません。

さて、観客のウチで九割五分はSWAYさんのファンと思われる若い女性が占めていて(SWAYさんは札幌出身だそうで、そんな関係もあると思いますが)、Emilyさんファンは五分くらいと言う中で見ていたわけですけど、「そんなの関係ねえ」って感じでしたね。主演女優のEmilyさんが全面に出る構成ですし、何と言ってもあのボーカルの唄が随所で流れるわけですからねえ。

あと、北海道以外の人達に見て欲しいのは「下川町の雄大な自然」を活かしたカメラワークですね。北海道住みだと、それが普通って感じなのですが、多分、内地の人達には新鮮なのではないかと。非常にきれいな風景が随所で見られるのも特徴かと思います。下川町推しなんだけど、それが無駄に前面に出てこない構成(自然な感じで使われている)のは良い感じでした。

舞台挨拶のフォトセッションはこんな感じでした。

映画「リスタート」は2021年7月16日に全国公開です。是非とも見て欲しいなあ。

公式サイトはこちら→品川ヒロシ監督作品 映画『リスタート』公式サイト

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