まぁ、騒動も一段落したようなのでiTunes Matchの設定をしてみた。ちなみに、母艦は今となっては非常に非力なPowerMacG5で、回線は上下非対称なJ:COM NET 40Mです。
一日目。ステップ1は順調に処理を終えてステップ2に入るも全然進まず。何度も何度も止まる感じ。そのたびに、「終了」→「開始」をしてみるけど、あまり進まない。
二日目。相変わらずステップ2の処理途中で止まるので情報を探したところ、簡易な方法としてiTunes Storeの「ログアウト」→「ログイン」が良いとの情報を発見。早速やってみる。確かに今までよりも進むようになったけど、思ったほどの改善効果は得られない。試しにマシンの再起動をしたら進む速度が速くなったので、止まるたびに再起動をしてみた。あと、アンチウイルスソフトのリアルタイムスキャンを止めました。これで格段に改善。
夜になってステップ2を終了し、ステップ3に進んだが、これまた遅い。まぁ、回線が上り2Mbpsで、上限に張り付いているので仕方の無いところ。ただ、これも3時間位すると止まってしまうので、そのたびに再起動。
三日目。何とか昼には処理を終了したものの、曲数が合わない。調べたところ、昔、USのiTunes Storeで買ったDRM付きの曲が、日本のアカウントでは処理できない模様。曲数が多い(500曲くらいある)ので、何とかならないか調べたものの、追加費用を払うことでDRMフリーになるiTunes PlusのサービスがUSでのiTunes Matchスタート共に終了していたようで、どうにもならないことが判明。そんなツイをしたところ…
@pismo_kumachan 方法がありますが:別のPC/Macが必要。別のPCのiTunesからUSAアカウントにログオンして、Store環境設定から「iTunes in the Cloudの購入済リストを表示」を入れてからDRMフリーバーションをダウンロードする。
— Kanjo (@Kanjo) 2014, 6月 10
こんな情報を頂いたのでやってみたのですが、DRMフリーになったのはほんの数曲だけ。途方に暮れていると、こんな情報を頂く。結局は、US版のiTunes Matchに申し込むと言う事なのですが…
@pismo_kumachan 残念、残りのDRMを有料アプグレード方法もある。3番目項目に当たるかと思います:
http://t.co/BLjGFPKqKw
価値があるかどうか、分かりません。
— Kanjo (@Kanjo) 2014, 6月 10
でも、US版のiTunes Matchを申し込むためには「アメリカで発行されたクレジットカードが必要」と言う事で途方に暮れながら、何とかならないかと情報を探しているとありましたよ。それがこちらの情報。
要するに、VISAが発行しているプリペイド型クレジットカードを使うというもの。早速申し込んでみたところ、このサイトに書かれていたように時間が掛かるということは無くて、サクサクと進んで10分くらいで発行されました(あちら時間の朝だったからかもしれません)。発行されたものはそのままでは使えないので、指示されたサイトでアクティベートします(実はこれがわからなくて悩んだ)。あとは、USのiTunes Matchに申し込むだけ。
ただ、この方法でも残念ながら全曲がDRMフリーにはなりませんでした。まぁ、これで8割以上は救済できたので良しとします。権利の関係なのか、未だにDRM付きの曲もあるみたいですね。けっこうお気に入りのアーティストの曲がDRMフリーでないのが非常に残念でしたが…
ちなみにですね。USのiTunes Matchを申し込んだ端末(母艦とは別の端末)では、何らかのロックがかかって、90日間、日本のiTunes Matchに切り替えることが出来ないようなので、DRMフリーになった曲を全てダウロードし母艦にコピーして日本のiTunes Matchに上げました。なので、端末を1台しか持っていない人には使えない技かと思います。
そんなこんなで、苦闘の三日間が幕を下ろしました。疲れた…
コメント