何故、今頃騒ぐのか?


ここ一・二ヶ月の間に「GPSの精度低下」が話題になり始めた。 でも、この話って今になって突然出てきた話ではなくて、数年前からGPSユーザーの間では話題になっていたことだし、何年か前にもニュースで取り上げられていた話だ。
原因は、アメリカの財政再建のために国防予算も削減される結果、GPS衛星が予定通りに更新されなくなってしまい、同時に補足できる衛星数が減ってしまうために精度の高い位置計算ができなくなってしまう事による。 実際には補足できる衛星数が多ければ多いほど良いというものでもないので、一概にどうこうとは言えないのだが… 現実問題としては、開けた場所でも補足できる衛星数が3つ程度にまで減ってしまうため、位置計算に必要な最低ラインまで低下してしまうことが問題になってしまう。(参考までに4つ以上補足できれば、三次元測位が可能になる)
ぶっちゃけ、何を今さら騒いでいるのか?という感じだし、カーナビにしたって都心部を走行すれば現状でも同時に補足できる衛星数はビル障害によって格段に減るわけであるから、「使えなくなる!」と騒ぐレベルにはないことは明白だ。 何を根拠に騒いでいるのか良く判らない。 騒ぐ人は「根拠をもっと明確にして」騒いで欲しいと思います。
ちなみに本格的登山では国土地理院発行の地図は必須ですので、別にGPSが無くても「即、人命に関わる」ことはありません。 逆に言えば、GPSに頼り切っている人たちは、今でも「人命に関わる」状態にあると言うことになります。 なので、これまたバカ騒ぎするレベルにはないことが明白ですね。
日本国民は、もっと、報道に対するリテラシーを持って欲しいと思います。


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