通勤に利用している札幌市営地下鉄東西線であるが、4月1日から車内アナウンスの一部が変わった。 まぁ、大した変更ではないので殆どの人は気が付いていないと思うが…
以前は「不審物などを発見された場合には非情放置非常報知ボタンで乗務員にお知らせ下さい」のような内容になっていた。 キーワードは「非常報知ボタン」である。
現在は「不審物などを発見された場合には非常通報ボタンで乗務員にお知らせ下さい」のような内容になっている。 キーワードは「非常通報ボタン」である。
はて? 言っている内容は全く同じなのに、何故に車内アナウンスを収録し直したのであろうか?
実は、今日になって理由が判った。 以前は大して目立たなかった「非常報知ボタン」であるが、ワンマン運転が始まって重要度が増した事もあって、存在を目立たせる必要が出てきた。 そこで、案内ボードを「非常報知ボタン」の近くに新たに設置したのだが、そこに書かれているのが「非常通報ボタン」なのである。 金をかけて設置した案内ボードに記載の内容が車内アナウンスと一致しない為に、車内アナウンスを収録し直したというわけである。
アホでつか?
普通は車内アナウンスを確認した上で、それに合わせて案内ボードを制作するモノではないのか? それこそ、泥縄式に仕事をした結果、まぁ、僅かな金であろうが、わざわざ金をかけて車内アナウンスを変更したのである。 まさしく、お役所仕事の典型ではないか。 「塵も積もれば山となる」と言う。 民間企業では僅かなお金を節約してでも利益を出そうとしているのに対して、お役所では僅かなお金もケチらずにバンバン使えというイケイケ経営をしているのだから、呆れてモノも言えない。
チイとは反省して貰いたいモノだ。
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