チェーンなんて付けるか?


バス転落、1人死亡・22人重軽傷 運転手を逮捕 青森」(asahi.com)
このニュースを見て違和感を感じたのでチョット書いてみる。
記事の中で、こんな件があった。 曰く「バスはスタッドレスタイヤを付けていたが、チェーンは装着していなかった。」 曰く「酸ケ湯を出て別のバスとすれ違った時、発進時にタイヤが空回りして、チェーンをつけていないことに気づいた。その後すぐに事故が起きた」との事。
北海道で売られているスタッドレスタイヤと他地域で売られているスタッドレスタイヤには性能の差があるという話もあるが、腐ってもスタッドレスタイヤである。 チェーンなんか巻かなくたって雪道走行に不自由をするわけではないし、北海道のバスなんてチェーンなんか巻いていない。
記事ではあたかも「チェーンを巻いていない=事故の原因」というように書いて、簡単に片付けようとしているが、これは全くの取材不足であり、東京人の陥りやすい罠だと思う。 事故の原因は、路面の状況に合わせて適切な運転をしなかった為であり、チェーンを装着しなかったからではない。 チェーンだって万能ではないし、場合によってはスタッドレスタイヤの性能をスポイルしてしまうわけで、百害あって一利なしという事もあり得る。
本州の方では、よくチェーン規制というのを見かける。 如何なるタイヤを履いていようとも、チェーンを装着していないモノは通るべからずという規制である。 コレなんかは、百害あって一利無しの典型ではないだろうか。 チェーンを装着してさえいれば免罪符の如く猛スピードを出して良いと勘違いして走行するから、多重衝突事故が良く発生するのではないだろうか? チェーン規制がない北海道の場合は、気象条件によって適切に走行速度を変えるから、その様な事故は滅多に発生しない。
出典は朝日新聞社であるが、その記事を書いた記者には猛省を促したいと思う。 北国の事は北国に聞け。 北海道支社に聞くとかすれば、簡単な話ではないか。 何でその程度の事もしないで、適当に記事を書くのだろうか? 記者の良識を疑わざるを得ない。


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