今日のカンブリア宮殿のゲストは全日空会長の大橋 洋治氏でした。 大橋氏は無配に転落した全日空を再建した人物として名を知られています。
そんな彼の話の中で一番印象に残ったのは「失敗しない社員は信用できない」という言葉。 要するに「失敗しない」=「仕事していない」という事なのだそうである。 失敗を恐れる余り安全な道を歩く社員は、会社にとっては有益な社員ではないと言うこと。 う〜む、どっかの会社の経営者に聞かせてあげたいね。
空運業界は銀行業界、放送業界と共に役所と法律で守られてきた業界。 そんな業界が役所の庇護の元から解き放たれたとき、何が起こったのかは皆さん御存知の通り。 銀行も然りですが、新規参入有り、業界再編有り。 残された放送業界も間もなく、それらの業界と同じ道を歩むことになりそうです。 ウチの会社はANAになるのか?はたまたJALか?それともJASか?
僕の頭の中では、ウチの会社が現状のまま変わらないと仮定したときの行く末は見えています。 そんな想像とは違う路線へ向かうことを多少なりとも期待したい所です。 2011年まで、あと4年。 一体どうなっているのでしょうか? 楽しみです。
蛇足ですが、僕は大学の頃から根っからの全日空派。 だから、余程のことがない限り全日空以外の会社の飛行機には乗りません。
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カンブリア宮殿:ANA会長大橋洋治
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