ソーシャルメディアでの大艦巨砲主義に物申す


ソーシャルメディアのセミナー講師を生業とされている方の話を聞くと、必ず言われるのが「とにかく繋がれ!繋がりを広げろ!」という話です。また、商売への活用方法としても「とにかく繋がれ!繋がりを広げろ!」という話です。そうしないと商売の活用では成功しないとまで言われます。

でも、本当にそうなのでしょうか?

そのようなことを仰られている方は確かに持論を自分でも実践されているようですが、傍目から見ると必ずしも成功しているようには見えません。もちろん、実数では成功しているようには確かに見えます。でも、率で見ると一概に成功しているようには見えないことが多々あります。

例えば、あるセミナー講師の方の投稿に対する反応数を私の投稿への反応数と比べてみます。ちなみに、セミナー講師の方は繋がりが私の10倍規模であります。

反応数を見ると、セミナー講師の方は50〜100くらいを毎回稼いでいらっしゃいます。それに対して、私の方は10〜30と言ったところです。セミナー講師の方の足下にも及びませんね。残念ですが、それが現実です。でも、率で比較すると、セミナー講師の方は1〜2%なのに対して、私は2〜6%になります。あれ?私の方が2〜3倍の数を叩き出していますね。

結局ですね、母数が大きいと反応数も大きくはなるのですが、反応率は逆に母数が大きい分低下しがちだと言うことなのです。特に、商売で活用されている場合には「その商売に興味のない人を巻き込んでも反応は得られない」という現実を直視すべきなのです。

また、最近のSNSは従来と異なり投稿全てを閲覧者に見せるわけではなく、ある数式に基づいた間引きを行っている為、拡散性という点でも必ずしも母数が大きい方が有利であるとは言えなくなってきています。以前だと、直接繋がりのない人に対しても拡散していったものですが、現在はその効果を殆ど期待できなくなってきていますし、稀にあるケースでも母数が小さい人との繋がりから反応してくれる人が多いことが観測されています。

私も実は年に1度ほどソーシャルメディアのセミナー講師をする事があるのですが、多くの講師の方とは異なり「繋がりは無闇矢鱈とすべきではない」と話し、特に商売での活用をされる人には「興味のない人を巻き込むな」という話をします。多くの講師の方とは真逆の話ですね。なぜ、そういう話しをするかというと自分の様々な実験結果・観測結果から言える「ソーシャルメディアの現実」を話した方が、聞いて頂いている方に本当に為になるからに他なりません。

これからも、実験や観測を続け「時代に即したソーシャルメディアの活用法」を説いていきたいと思います。


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