大手デベロッパーの傲り


昨日と今日の北海道新聞に掲載されていた(ウェブサイトには何故か上がっていない)のだが、札幌のJR桑園駅前に「丸紅」が45階建てマンションを建築するのだそうだ。 これに地域住民(隣接するマンションの住人)が反対しているという記事。
ちなみに、札幌市では3月31日より建物の高さに関する制限が設けられ、JR桑園駅前では45“メートル”までという規制がかかりました。 しかしながら「丸紅」は法律で認められている「都市計画を提案すれば高さ制限は緩和される」という事項を元に3倍もの高さのマンションを建てようとしているそうである。
都市計画って何だろうか… たかだか一丁角の土地の利用方法を考えたからと言って、それが都市計画と本当に言えるものなのだろうか? そんな実効性のないくだらない論理を適用すれば、地域全体を考えた本来の都市計画なんて無意味なものになり、結果として好き勝手にデベロッパーが開発した無計画な地域が出来上がるのではないかと思う。
「丸紅」側はこうも言っているそうだ。 「現状の桑園の開発は統一性が取れていない」
たかだか一丁角の整備しか行わないデベロッパーの言葉としては些か大きく出た印象があり、「丸紅、何様のつもり?」と言いたくなってしまうのである。 ここ数年の札幌市中央区に於ける各デベロッパーの開発状況を見ると、本当に傲りではないかという印象を持つ開発が目に付く。 歴史が浅い札幌市の、その僅かな歴史の中でも大変意味を持つ「家」を破壊し、無味乾燥なマンションを建てる。 都市景観を無視した高層建築物を建てる。 そんな事を繰り返してきたからこそ札幌市が規制をかけたにもかかわらず、その盲点を突いて我が道を行くデベロッパーって「このまま存在していて良いのだろうか?」とさえ感じるのである。
ちなみにウチは直接的には被害を被りませんが、大手の屁理屈と傲りに辟易しているだけですわ。


そういえば、桑園地域って市立札幌病院とか、札幌医大付属病院、北大病院のような大きな病院に囲まれていて、これらの病院へ患者を運んでくるヘリコプターの飛行経路になっているのだが、45階建てという超高層建築物を建てて本当に問題ないのだろうか?
飛行経路と重なっている・いないという問題もそうだが、その建築物が建つことに伴って発生する気流の乱れの影響も目と鼻の先にある市立札幌病院の場合は避けて通れないように思えるのだが…


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