知床夕陽のあたる家は以前ユースホステルであったところを一般のホテルとした所なのだそうです。 他の大規模ホテルにはないアットホームな感じは、そんなところから来るのでしょうか?
ここの料金体系は部屋代+食事代という構成になっており、食事が夕食の品数によって何段階か分かれている感じになっています。 前回泊まった(2泊した)ときには1泊はハマナス膳という11品のコース、もう1泊はこけもも膳という9品のコースにしましたが、こけもも膳でも十分お腹いっぱいになる量はありました。 夕食に関してはかなりの連泊をしても別メニューを出してもらえるそうです。 以前聞いたときは30泊まで別メニューだと言っていました。 どれも、きちんと料理人の手が入ったものになっています。 特別に「知床だぜ!」というようなものを主張するメニューではないので、そのようなものを期待される方には辛いかもしれませんが、刺身などは新鮮ですし下手な大ホテルの食事よりは数倍美味しいです。 朝食はバイキングになっていて、そこそこの品数はあるものの残念ながら基本的には毎日同じメニューなので連泊には辛いところがあります。
部屋の方は全室オーシャンビュー(というか夕陽ビュー)で、どの部屋からもこの宿自慢のウトロの夕陽が見る事が出来るそうです。 天気に恵まれるとこんな夕陽が拝めます。 部屋の設備は大変シンプルな作りとなっていて、お風呂は付いていません。 何となくユースホステルだったという感じが残ってるような気がします。
温泉は、残念ながら内風呂が循環濾過で湯の花が全くない透明なお湯になってしまっています。 北海道の宿は塩素投入がなされていても本州の宿のように強烈な塩素臭はしないのですが、でも濾過されちゃっているので温泉効果は皆無でしょうね。 露天風呂は源泉掛け流しのようです。 赤茶色に濁っていて内風呂とは正反対のお湯になっています。 実はこの宿に泊まるときには、ひたすら露天風呂を楽しみます。 源泉掛け流しのような感じがするというだけではなくて、宿の周りには自然がいっぱいで野生動物も結構来るので、それが楽しみというのもあります。 ちなみに泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉だそうです。
全体としてみると、ホスピタリティ面では合格点で食事も良いのに、残念ながら温泉が今イチという事で★3.5個という評価とさせていただきます。 ちなみに、僕らが今年5,000人目のチェックインという事で、知床グッズをいっぱい貰いました。 そのグッズの写真が下の写真です。 結構重宝して使っています。
(写真の説明)
宿の全景です。 エゾシカがいっぱい写っています。 そんな場所にあります。
追記(2009年5月30日):
いつの間にか自分の所で夕食の提供を行わなくなってしまっていた。 「30連泊まで異なる料理の提供が出来る」が自慢の宿だっただけに、大変残念な事である。 ぶっちゃけ、食事の良さが一つのウリだっただけに、そこらのホテルのバイキングを利用させるというのは大幅な減点をせざるを得ない。
よって、ここの★は3.5→2.5と変更させていただく。
恐らく、次に知床を訪れる際には「この宿を使う事は絶対にない」ことは断言できる。 自然とのふれあいの中で、比較的アットホームな感じの宿、だけど食事は大満足という宿だっただけに残念至極である。
コメント
「温泉の口コミ・宿泊体験記」
管理人の温泉口コミマニアと申します。
大変勝手ながらこの記事を私のブログの中で
お許しを頂く前にリンクさせて頂いております。
もし、ご迷惑になる様でしたらお手数
ですけれども「削除希望!」と私のブログまで
お申し出頂けますでしょうか?
よろしければ、これからも使わせて頂けますと
とてもうれしいです。よろしくお願いいたします。
http://onnsennkutikomi.blog58.fc2.com/
温泉口コミマニアさん、はじめまして。
公序良俗に反していなければ特にリンクを断るようなことはしませんので、
自由にリンクを張ってくださいませ。
ただサイトを見させていただいて気になったのは、
引用をしているのに出典に関しての記述がないことです。
他の方の口コミに関してもそうなのですが、
リンクだけではなく出典元のサイト名とトップページへのリンクを
付けてくださると嬉しいですね。
そこら辺の配慮を御願いできればと思います。
pismoさん、遅ればせながらコメント
ありがとうございます。
うーん、pismoさんがおっしゃってることも
ごもっともですよね・・・
いい方法を考えてみることにします。
貴重なご意見、感謝・感激です。
重ね重ねありがとうございます。