何をどう理解できるのか?

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先日、テレビ東京系のWBS(ワールドビジネスサテライト)を見ていたら「ほりえもん」が出てきた。 今回の一連の騒動で「ほりえもん」が出演している番組を見るのは、避けている訳でもなんでもないのだが初めてだ。

で、その番組で初期バージョンの開発の一部を「ほりえもん」がやったと言うWBS Callなる、携帯電話投票システムを使って視聴者に対してアンケートをとっていた。 質問は単純明快な2点である。

  • 株価を上げられるのは「フジテレビ?」「ライブドア?」
  • ライブドアのビジネスモデルは理解できるか?

ということだ。 2番目の問題は「ニッポン放送を吸収した場合のビジネスモデル」なのか「現状のビジネスモデル」なのかで回答が分かれそうなのだが、番組中の話の流れから前者であると捉えている。

携帯を使いこなせる世代しか基本的には投票できないものと考えると、結果は、まぁ想像がつく回答だと思ってよい。 回答結果を見ていて驚いたのは、2番目の質問で「理解できる」と回答した人が8割に近くになるということだ。

彼らに聞きたい。

何をどう理解できているのか? 現状のライブドアのビジネスモデルは自社の株式分割と、そこで得られる収益を持って企業を買収するというのが彼らのビジネスモデルだ。 そこにはIT企業としての実体はない。 単純明快だ。 バカでも理解できる。

しかしながら、今回のニッポン放送に絡む話では彼の話を聞いてもさっぱり理解できなかった。 WBS内で家庭の居間をモデルにしたセットを作って説明させたのだが、僕には偏屈爺が食卓についてテレビを見ている姿にしか見えなかった。 そこから新しい何かが生まれてくるようには全く見えなかった。 彼自身もそろそろガキの夢物語から脱却して企業経営者としての明確なビジョンを持つべきだと思うのだが、そういったものを持っていないから評論家や解説者の人たちから突っ込まれたりしたときには直ぐに逆上するのだろうと思う。

携帯端末が云々という話を必死になって説明して先進性を詠っていたが、結局それは弱者切り捨ての論理でしかなく「広くあまねく」放送しなければ行けない放送局にとっては、そもそも無理な相談なのである。 放送エリア内に放送波は届いても携帯は通じない所はまだまだあるでしょ? そういった所はどうするんですか? 携帯端末を使えないような人たちには同様のサービスをどのようにして提供するのですか?

そこらの明確なビジョンが無いままで携帯端末を使った放送と通信の融合とか言ってもダメなんですよ。 だいたい、放送と通信の融合というのは今に始まった話ではなく、僕が初めてその言葉を耳にしたのはもう10年以上も前の話なのだ。 「ほりえもん」はいくつのときですかねぇ。 そういった意味で、ここで書いている人種と大差ないのである。 自ら頭を使って考えた訳じゃないんですから。

そもそも、自らの頭を使って考えたならあんだけ出ているテレビでもっと気の利いた事を喋れるでしょう。 それが出来ないのは他人の受け売りだからなんだよね。 一番危険で、一番存在してはいけないタイプの人物。 ホント、何度見ても彼の行動は金正日にしか見えないのだよ。

そうそう、で、ライブドアのビジネスモデルを「理解できる」と回答した人には、是非文章で書いて欲しいと思うのだ。 何をどう理解できたのかを…

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