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ライブストリーム実験

ストリーミングサーバーの構築に成功したら「やっぱライブストリーミングでしょう」というわけで、無謀にも挑戦してみました。
既にDarwin Streaming Server(以下DSS)をインストール済みなので、ライブ配信のためのブロードキャスタを導入するだけになっています。 幸いにして、AppleからQuickTime Broadcaster(以下QTB)というものがフリーでリリースされていますので、それを使えば取り敢えずは特別な投資なしで出来そうな感じです。 ただ、QTBはFireWireに接続可能なカメラ(もしくはDV VTR)専用なので運用上の制限はあるんですが、幸いDV VTRのWV-D10000があるのでそれを使って行う事にしました。 QTBはPowerBookG3(Pismo)上で動かします。
設定自体は特別な事はなくて、QTBのブロードキャスト先を手動ユニキャストでDSSを動かしているサーバーに向けるだけ。 はじめは自動ユニキャストに設定していたのですが、どうやっても上手くサーバーへの接続が出来なかったので結局手動ユニキャストにしました。
映像はH.263で320×180ドット(元ネタがBSデジタルなので16:9)15FPSの画質は中程度にし、音声はMPEG-4オーディオで16kHzの16bitステレオにしました。 Pismoではマシンパワー的にこれが限界のようです。 画質的にはプレイヤーの方で2倍に拡大してみていますがVHS標準程度の画質は得られていると思います。 ビットレートは0.5〜1.5Mbps(平均で0.8Mbps程度)になっています。
試しに2台で再生してみましたが特に見苦しいコマ飛びや音声欠落、画質劣化はなく宅内で使う分には何ら問題がない事を確認できています。 実はPowerMacG5用にFireWire接続のテレビチューナー内蔵MPEG2エンコーダを買ったのですが、これでテレビを見ると非常にCPUパワーを喰われていたのですが、今回のライブストリームで見るとそれほど喰われないので何か作業をしながら見る分には影響が小さくて良い感じがします。
ということで、MPEG2エンコーダを売り飛ばしてDVエンコーダを買おうかなと考えている状況です。

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