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タダ働きを強要する人とは友達になれない

ぶっちゃけて言うと、昨年のゴールデンウィークにタダ働きをしました。もちろん最初からタダ働きをするつもりは無くて、当時動き出したプロジェクトの一環として「将来的に費用は貰えるであろう」ことを想定して受けた仕事だったのですが、結果的にはプロジェクトは空中分解し費用は頂けないままとなってしまいました。その会社さんは、僕のタダ働きのお陰で経費負担を抑制することが出来て、最近は東京進出の足場をお作りになられたようですが(苦笑)

話は変わって本題に入りますが、僕自身は「経営者だからタダ働きするのが当然」という世の中の常識(?)には反対です。

タダ働きをすると言うことは労務費を0に抑えると言う事になります。まぁ、経営者の報酬を労務費というのには違和感がある人も多いと思いますが、本来であれば社員を雇って払うべき費用と見ると判りやすいかと思います。それを0に抑え込むと言うことは、本来負担すべき費用を負担していないと言う事になります。結果として、経営状況を改善したとしても本当の意味の改善では無いことは明白ですね。

また、労務費を0に抑え込むと言うことは作業に対する価値を毀損することになります。一時的な経営改善の為であっても、作業価値を貶めることはしてはならないのです。もちろん、負担できる経費に限りがある場合があるでしょうが、別の所で費用を抑え込む努力をすべきであり労務費を抑え込むべきではありませんし、仮に労務費に手を付けざるを得なくなっても0にする事は「絶対に」してはならないと考えます。

そんな中、ある会社での代表取締役(実質的には名義貸し)としての報酬をもらっているのがおかしいと何度も何度も繰り返し指摘してきた役員がいたのですが、そういう人間とは友達にはなれないなぁと思った次第です。彼から見れば「社長はタダ働きするのが当然」という事らしいですが、24/365のセキュリティ対応およびサーバーの運用監視を受託してきた身としては、その作業費用を0にする事は絶対にできない話であり、到底受け入れられるものではありませんでしたから。彼から見たときには、そういった作業費用でさえ「0に抑えるべき」という考えなんでしょうが、そういう人が役員をやっている会社では社員は幸せになれないと思いますし、万一経営不振に陥った時に真っ先に削られる対象になるんだろうなと想像できてしまうのです。

将来的に上場を目指すベンチャー企業は特に「作業は発生しても費用を0にする」という考えを持っては絶対にいけないと思います。いかなる作業に於いても費用は発生するものであり、0はあり得ないのです。経営状況によって費用を捻出できない時期があるかとは思いますが、その時には「作業そのものを止める」という判断をすべきであり「作業をタダでやってもらう」という判断は、会社の将来にも良くない影響を与えるので「絶対に」してはいけません。ブラック要素はできるだけ創業期に排除しておきたいものです。

繰り返します。

「経営者だからタダ働きするのが当然」という世の中の常識(?)には反対です。

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