「病気休職中のパチンコ理由に免職 京都市の学校事務職員」(Sankei WEB)
この報道によると、昨年6月から「うつ病」を理由に休職していた職員が、気晴らしにパチンコ店に通っているのを市民に通報され、諭旨免職となったそうだ。 ちなみに「うつ病」の診断書が出ていたそうである。
このニュースを初めて見たときに驚いたのは「うつ病」で休んでいても、気晴らし(ストレス発散)をしてはいけないのだということである。 病気なのだから家の中に籠もってないといけないのである。 そうしないとクビになると言うことを表している。
驚いた。 メンタル的な病気で休んでいる人間は医者から「外に出るように」と言われるはずである。 また、太陽の光を浴びると快方に向かうが、家に閉じこもってばかりいると治りにくいとも言われている。 なのに外出は御法度なのである。 酷い話だと思う。 市民や人事担当、周囲の人間の無理解を如実に表しているニュースだと思う。
また、報道の意図が分からないが、ひょっとすると産経新聞社の記者も「うつ病」に対して無理解なのかもしれない。 ミクシィの鬱関連のコミュなんかを見ると、周囲の無理解と戦っている人を多く見かける。 結局、「うつ病」というものを知って貰うには、相手にも「うつ病」になって貰うしかないのだと言うことなんだろうな。 実際、自分もそうだったからねぇ…
コメント
結局、役所て、市民の通報に
弱いんですね。
うつに、とっては、外出することが、
大切と、聞いていたから。