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どうしたものか…

ボクが掌握している今年度予算の目玉に関して既に2ヶ月半ほどスケジュールが遅れる事態になっている。 理由は、他部署が予算を持っているモノと機能的に重複する部分があるため機能の切り分け作業を行わなければならないのだが、そのモノの開発主体となっている部署が動かないからだ。 相手がある仕事で相手が動かないとどうしようもないという事を思い知らされているところ。
実は既に、こっちのシステムの仕様書の大枠は出来上がっており、詳細部分に関しても運用の部分を除いてはほぼ出来上がっている状態なのだ。 ただ、今回のシステムに関する仕様書の中で大きな位置を占める運用の部分が、先に書いた通り他部署が作ろうとしているシステムと被る部分があるため切り分けが必要となるのだが、作業に取り掛かれないために作れないという事態になっている。
こっちのシステムのカットオーバーは2006年2月頭を想定しているので非常にスケジュールが厳しくなっている。 だが、発破をかけても全然動かない相手がいるため本当に先へ進めず、先月1ヶ月は何の進展もなくムダに過ごす結果になってしまった。 ヤバイ。 本当にヤバイ。
そんな中、よその部(相手側のシステムの予算を掌握している部署)も入って今後の進め方に関して打合せをしたのだが、相手側は全く自分たちで進める気はないし第三の部署が入ってきて話をあらぬ方向へ持って行こうとするし、もうグチャグチャになりつつあるのだ。 結局、作業遅れの責任を取りたくない連中が責任をウチの部署へ押しつけようとしているだけなのだが…
どうしたものか…
責任を押しつけようとしているのが明白なので、迂闊に「こっちでやる」と言ってしまうと相手は益々動かなくなり、結果として失敗したら「あいつが悪い」と責任取らされるだけだし、成功したら「自分がやった」と主張されるだけなのだ。 ただ、現実に動きがないのも事実なので非常に危険な状態なのは確かなのだ。 本当に「マジヤバイ」という状況。 でもねぇ、責任を押しつけられるのが判っていて、それに自ら飛び込んでいくというのもアホみたいだしなぁ…
「一滴の血も流したくないので無理したくない」ホワイトカラーの人たちと、「多少の犠牲は覚悟で将来を見据えて新たなモノを構築したい」ブルーカラーの争いは、少なくともウチの会社の文化からするとホワイトカラーの勝ちになりそうな予感がする。 結果、何千万円もの費用を投下して使えないシステムを構築する事になるのだろうなぁ…

working
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