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古き良きものは失われる



知事公館の北側に昭和初期の建築である「富樫邸」というお家があった。
庭が広くて、ちょっとした林の風情の中に、こじゃれた古いお家が一軒。
けっこう良い感じで、通勤途中にその眺めを楽しんだものである。
そこに、国立で景観訴訟を起こされている「明和地所」が30階建て(!)のマンションを建てるそうである。(参考サイト→こちら
この目の前の通りは、その先へ続く中央分離帯の並木も含め非常に景観の良いところであり、ただでさえ15階前後のマンションが建ち始めて景観を損ねているのに、それに輪をかけてでかいマンションを建て景観をぶちこわそうとしているのである。
今朝、出勤途中に「富樫邸」が壊されているのを見て写真を撮ってしまいました。 無惨な姿です。
明和がやらなくても誰かがやるのでしょうが、このようなことを平気で行えるデベロッパーにはセンスというものがある社員っていないんでしょうね。 やはり…という感じです。
このほかにも円山地区で数軒、他のデベロッパーで巨大マンションが建つみたいです。
既に神宮前に景観ぶちこわしのマンションがありますが…
景観ぶちこわしのマンションって目立つことは確かですが、目立つが故にそのデベロッパーのセンスのなさや非常識さが浮き彫りになるような気がします。 景観を守ろうと周囲にあわせてマンションを建ててくれるデベロッパーがあるが故に余計にそう感じるのです。

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