ライブドア関連の話。
ライブドア支持(積極的支持でない方も含まれます)派の方々のBlogなどをいろいろ見ていると、結構共通しているのは「旧体制に向かう姿勢を評価する」という意見。 その積極さを評価するという考え方って旧体制の考え方じゃないんですかね?
だいたい古い体質の会社って人事考課制度が曖昧で「がんばったから良い点つけてあげよう」とかいうのが罷り通るようになっているんですよね。 新しい体質の会社って人事考課制度がきちっと整備されていて「がんばった上に実績が上がったから良い点つけてあげよう」というふうに実績が上がらないと評価につながらないようになっていますよね。
ちまたでライブドア支持をされている方の評価は「がんばっているから評価しよう」という意見が多いです。 何故かと言うと、ほりえもんが空想の世界でしか物事を論じていないので評価の基準が無いからなんですね。 結局、「新しい」ということを評価しようとして旧態然とした評価基準で自分たちが評価してしまっている事に気がついていないという、何とも言い難い状況になっているのですよ。
本当に良く判りません。 彼らのライブドア支持の理由付けが。
あと… 放送業界は利権の業界ではないですよ。 免許事業ですから、その免許発行の基準に満たない場合は免許剥奪されて業務続行が困難になりますし、その場合はどんなに金積んでもダメですから。 どうも勘違いされている方々が多いようで… だから、仮にほりえもんがニッポン放送の買収に成功しても「その夢物語実現に傾倒しすぎて免許発行基準を満たせなくなった」ら放送事業は継続できなくなります。 それは、利権云々の話ではなく明確に「基準を満たせなくなったから」という理由が付きます。
免許を取得した後に、実際に代理店に相手をしてもらえるかとか芸能プロダクションに相手にしてもらえるかと言う話は全く別の次元の話になりますから勘違いしないように…
ちなみに、僕の意見としては「きちんとした放送事業が継続できるのならば、彼のような新血が注がれるのは否定しない」です。 上場企業ですからね。 ただ、総合編成の放送局ですから、老若男女問わず同様のサービスを受けられること(現在のほりえもんの思考に欠けている所)が一番の基本になります。