今年の11月末から、多忙で2年間放置していた自社ものの開発を再開しました。
従前は、普通にローカルでコードを作成し、開発サーバーにSCPでアップロードして動作確認みたいなことをしていました。まぁ、普通ですよね。数年前までは。
再開するにあたって、せっかくなので現在の流行を取り入れてみました。それはSlackへの通知、Dockerコンテナを使った開発環境の構築ですね。Dockerについては昨年から関心があったのですがコンテナの概念を理解できなくて手を出さずにいました。でも、いろいろあって時間に余裕ができたので情報収集をした上で、試しに使ってみたら思いの外便利だったので実際に使ってみることにしたというわけです。Slackも似たような感じ。
そんでもって、こんな感じで開発環境を作ってみました。
キモはDocker Cloudですね。スケールも簡単にできるし、何よりも生成されたService EndpointをDNSのCNAMEレコードで追加すれば、配下のコンテナにラウンドロビンで振り分けてくれるのが嬉しいのです。開発サーバーも不要になって、ローカルのマシンに入っているVMware FusionをDocker machineとして使ってコンテナを動かすことができるので大分楽になりました。しかも、ローカルで作成して動作確認が完了したDocker ImageをDockerHubにPUSHするだけで、Docker Cloud経由で各VM(AWSでもAzureでも)にコンテナをDeployしてくれるんで本当に便利です。
あと、ここには書かれていませんがAzure Functionsも使っていて、こちらもローカルで動作確認したものをGitHubにPUSHするとAzure FunctionsにDeployされるようにしてあるので、作業効率は格段に上がりました。
また、各プログラムからのログはSlackに通知するようにしてあるので、サーバーを覗きに行かなくてもプログラムの動作状況が確認できるようになっています。これまた非常に便利。
そんなこんなで、このような開発環境で年明け早々から本格的に開発をスタートする予定です。
コメント