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スマイリーキクチ氏による事実誤認と炎上について【その後】

この記事は前記事「スマイリーキクチ氏による事実誤認と炎上について(追記あり)」の続編になります。事情を詳しくご存じない方は、まず前記事を読んで頂くことを強くお勧め致します。

あれから、私は兵庫県警によるジョークプログラムへの犯罪扱いに抗議するため、このような活動をしています。

要するに、「ジョークプログラムを俺も置いたから兵庫県警さん逮捕してください」という活動です。かなり拡散しており海外でも話題になっています。上のリンクをクリックするとプロジェクトの説明が開かれます。説明に従ってプロジェクトをフォークしてgh-pagesブランチを切ると参加できます。下のリンクをクリックすると無限アラートが表示されます。無限アラートへのリンクを張るだけで逮捕できるなら逮捕してみろという話ですね。

さて、本日(2019年3月13日)、沈黙していたスマイリーキクチ氏が心境等をツイートし謝罪しました。恐らく、先の活動が活発化したことも少なからず影響したと思われます。

(編注)事実上、冤罪であるという事を認めた形になっています。何らかの心境の変化があったものと思われます。

(編注)先の活動の話を指しているものと思われます。この活動をご存じない方は誤解をしているようですが…

以上の一連の謝罪と共に、前記事で書いた「女子中学生を犯罪者扱いした投稿」と「高木浩光氏への反論」、そして「謝罪になっていない謝罪」の3つが削除されました。これらの投稿は前記事では緑の縦線が付いた注釈のような形になっています。これが、投稿が削除されたことの証となります。

さて、ここからは私見を書きます。

私としては前記事にも書いたとおり「ネットによる被害者」であるスマイリーキクチ氏だからこそ、早急に謝罪した上で削除することを望んでいましたが、結果として1週間という時間がかかってしまいました。このことで多くのまとめ記事やブログが立ち上がってしまったのは大変残念なことであり、また、魚拓も数多く取られた事実を氏には認識して頂ければと思います。ネット上の情報はあっと言う間に拡散するのは御存知のはずなので、本当に残念でなりません。

ただ、今回、先の一連の投稿のようにきちんとした謝罪をしたこと、そして、騒動の元となった投稿を削除したことは評価すべきだと考えます。この上は、兵庫県警の動きを見た上で「冤罪である事が正式に表明された場合(情報開示請求による開示結果での表明も含む)」には、スマイリーキクチ氏が率先して拡散されてしまった情報の削除に尽力して頂ければと思います。氏の投稿を含んで拡散しているので、自身の手で削除要請をしていく事は可能でしょう。そうすることで、冤罪被害者である女子中学生を含む3名の名誉を回復して頂ければと思います。もちろん、兵庫県警が率先して名誉回復を図るのは当然ですが、少なからずスマイリーキクチ氏の事実誤認によって一人歩きした部分もあるので、そこの部分に関しては氏の責任に於いて実行して頂ければと思います。

そして、私の方から補導されてしまった女子中学生に進言したいことがあります。

これを機会に情報セキュリティというものに関心を持って頂き、勉強を重ねて、他の人達が自分と同じような冤罪に巻き込まれないような活動をして頂ければと思います。怖い思いをしたからこそ、敢えてその道の専門家になり、これ以上の被害者を生まない活動が出来ると思います。私も情報セキュリティを生業としている人間ですが、経験した方には敵わない部分があります。是非とも御自身の経験を糧にして啓蒙活動をして頂きたいと願います。

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