先日、ニセコにドライブに行ったのですが、その帰り道に中山峠を越えたところで渋滞にはまったのでトラフィックアシストを使ってみました。
トラフィックアシストが機能している時は、ご覧のように停止状態でもアダプティブクルーズコントロールのランプとレーンアシストのランプが両方とも緑色になります。デフォルトの設定だと停止状態ではレーンアシストのランプが黄色になるので、そこで判別が可能になります。設定方法は後述します。この状態だと低速でダラダラ走っている時も車線キープがされるので、実質的に自動運転が可能になります。ただ、日本の法律では手放し運転はできませんので必ずハンドルに手を添えておく必要があります。
また、遊び程度でもハンドルを動かしてあげないとレーンアシストの警告が鳴りレーンアシストが一時的にOFFになります(ハンドルを握っているかどうか判別出来ないためだと思います)ので、正直鬱陶しいです(笑)
ただ、渋滞にはまった時に実質的にボタン操作(完全停止状態からの再スタート時ですね)だけで、他は何も操作する必要がないのは楽ですし、疲労が非常に少ないです。実際、渋滞に2時間くらいはまっていましたけど、シートのせいで背中が痛くなったくらいで、疲労(特に精神的疲労)は全くなかったので安全運転のためにもトラフィックアシストは有効だと思います。渋滞の終盤近くで疲労のせいか追突事故を起こしている車もいましたから、そういう事故を回避する意味合いに於いても有効です。
アダプティブクルーズコントロールを使っている時は皆さんそうだと思いますが、足は床に置いていてペダルには一切かけていません。ただ、前車が減速した時は万一の事故防止のためにブレーキペダルに足をかけるだけですね。コレもまた楽です。
さて、トラフィックアシスト機能を有効にするにはどうしたら良いかですが、マニュアルにも書いてないみたいですしディーラーでも把握していない模様で、ネットにすら正しい情報は掲載されていませんでした。多くの人がアダプティブクルーズコントロールとトラフィックアシストを混同して書いているようで、最終的に見つけたのは「アウディQ2のトラフィックジャムアシスト、効いてないと思ったら使い方があった件」の記事1本だけでした。フォルクスワーゲンの場合は若干設定方法が異なるので、ここに記しておきます。
先ずはメニューから「車両」を選択します。
画面右下にある「設定」を選択します。
そこから「ドライバーアシスト」を選択します。
出た画面をスクロールして「Lane Assist」の「アダプティブレーンガイド」を「ON」にします。コレで完了です。デフォルトの設定だと、ココが「OFF」になっています。ちなみに、ココを「ON」にすると先に述べたように遊び程度にハンドルを頻繁に動かしてあげないと短時間で警告が鳴りますので、それを許容出来る人だけが使える機能だと思ってください(笑)
Lv.2の自動運転機能(実質的にはLv.3だと思うのですが)のため、そして、法律上手放し運転はできないため仕方ないことだと諦めることが肝要です。ちなみに手放しで使ってみたかどうかは内緒です(笑)
それでは…
Let’s enjoy the traffic jam!
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