先ほど保険屋さんと話をしたのですが、驚くべきことが判ってきました。 被害にあった立場としては理不尽としか言いようのない話なのですが…
最近の判例では「多重追い越し車に対しての後方確認は不要」という傾向があるということなのだそうである。 判りにくいのですが、簡単に説明すると次のような話になります。
追い越しをかけようとする場合には既に追い越し状態に入っている車がいないことを確認する(後方確認)というのが自動車免許の教則本にも書かれている事だと思います。 これは、追い越しを安全にかけるためには、既に追い越し状態に入っている車がいないことの確認をしてから、追い越しをかける体制に入りなさいと言うことを指しています。 以前の判例は、これに基づいたモノだったそうなのですが…
最近の判例は、自車の直後にいる車に対しては追い越し体制に入っていないことを確認して追い越しをかけないといけません。 但し、自車の直後にいない車に対しては確認する義務はありません。 従って、既に追い越し体制に入っている車の有無に関わらず後方確認の義務は生じませんので、御自由に追い越し体制に入ってくださいと言うことなのだそうだ。
そんな無茶な…
そんな判例が出ているという事実を多くの人が耳にしたら、どんな事態が発生するか判決を出した裁判官は認識をしているのだろうか? 高速道路などでは、後方を確認せずに飛び出してくる車が後を絶たないが、そのような危険行為を裁判所は容認していると言うことにはなりませんか? 司法の側が、そのような危険行為を助長して良いのでしょうか?
今後、保険会社間での話し合いがもたれることになるが、このような「あってはいけない判例」「危険行為を助長する判例」を基準に判断しないで欲しいと思う。 被害者が不利益を被るような判例は、この世に存在してはいけないのである。 実際、最近他の事例とかを見ていても被害者が不利益を被る判例というのを目にする。 くそまじめに勉強ばかりしてきて世間の常識を知らない人間が司法の立場に存在してはいけない。 早期に是正すべき問題点ではないか? それとも、死者が出るまで司法の考えは変わらないのだろうか…
コメント
えげつない割り込みしてくる輩多いっすよね。
ったく腹が立ちます。ぷんぷん!
あいかわらず、むちゃくちゃな判例ですね。