なぜ頭のいい人は応用力に欠ける人が多いのだろうか?
これは日々仕事をしていて思うこと。
うちの若僧君もそうなのだが、ここで彼の話を書くたびに比較対象として登場するアルバイトの女性もその傾向があるのだ。
僕ら情報システム担当は日常の仕事といえばエンドユーザーに対するサポートが殆ど。 たまに機器更新や新設に伴う設置設定作業がある。 多くの場合は従来の知識で処理できる範疇なので良いのだが、ごくごく希に特殊な運用などされている場合があり、その対応を迫られる場合がある。 おおむね「従来の対応+α」と言った程度ですむ話なのだが“+α”の応用ができないと簡単に解決できず悲惨な状態になる。
先の両名は、学歴的にはボクなんかが及ばないくらい優秀なのだが、その優秀さが災いしているのか応用力に欠けていたり一歩退いて物事を見ることが苦手らしく、壁にぶち当たったときに壁を壊すことしか考えることができなくなってしまい現場対応に異常に時間を取られてしまうことがあるのです。
情報システム部には他にも情報システム以外のものを担当(地上波デジタル対応設備の検討セクションなのです)している者が部長も含めて5名いるのだが、みんな「従来にないアホなこと(それって所謂難題が多い)」を考え具体化してきた「アホ集団(要するに変に頭が良すぎない集団)」なのだが、結果としてそういった人たちの方が難題を克服でき良いモノを作り上げることができたりするものである。
だから、新入社員の採用試験にはそういった「学校で習う知識」だけでは解決できないような問題を出して、その解答のすぐれた者や面白い回答をした者を採用した方が、現場に配属されたときに力を発揮できる人を採用できるのではないかと思う。
「学校で習う知識」だけのヤツはハッキリ言ってダメです。
コメント
頭のいい人と勉強の成績がいい人
「なぜ頭のいい人は、応用力が無いのだろう」という文章を見かけたのですが、ちょっと疑問に思いました。
この文章では、頭のいい人は全て応用力が無い事になりますが、もちろん…