定期購読している某マネー誌で「1億円の作り方」という特集をやっているのだが、この特集に登場する多くのファイナンシャル・プランナーが高リスクな金融商品をオススメとしているのには驚いた。 しかも、そのうちの数名がFX(外国為替証拠金取引)をオススメにしているのには、驚くを通り越して倒れそうになってしまった。
ちなみに1億円というのが、今月のマネー誌の幾つかが特集しているテーマなのですが、資金ゼロから短期間で1億円とかではなくて、幾ばくかの資金を退職までに1億円に増やしましょうというのが主題なんですよ。 だから、なにも高リスク商品を勧めることはなくても20(40代)〜30(30代)年で1億円に増やすという話なので全然OKなんですが…
資格を取っても実際に真っ当な業務を行わないファイナンシャル・プランナーが多いと聞いていたけど、広く一般の方の目に触れる雑誌で、そんな高リスクなアドバイスってどうなのよ?って感じがしました。 と、同時に、モラルのなさというかファイナンシャル・プランナーとしての意識の低さを見たような気がします。 もし、自分がファイナンシャル・プランナーになったら、そんな無茶苦茶なアドバイスだけは絶対にしたくないです。 そう心に誓ったのでした。
ちなみにFX(外国為替証拠金取引)が如何に高リスクなのかは、金融商品としてのリスクの高さ以上に運営会社の倒産リスクの高さがあるということは皆さん御存知だと思いますが… 昨日の北海道新聞朝刊の記事、昨日の北海道放送のニュース、および、本日の日本経済新聞朝刊の記事、により報道されている通りです。
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