REITも別格ではなかった


東京証券取引所のREIT市場に上場しているREIT(不動産投資信託)法人が破綻した。 上場企業の破綻がここまで来たのかという感じがすると共に、そこまで不動産関連の市況は悪化しているのかという感じである。
一般的にREITは投資家から集めた資金を元にして不動産を購入して運用、賃貸収入や売却差益を配当として分配する仕組みである。 従って、投資家から集めた資金だけを元にして運用している分には、それほど問題は発生するように思えない。 しかしながら実際には銀行から資金を借りて物件の購入をしているケースもあるようで、その場合は貸し渋りの影響をモロに受ける。 今回のケースはまさに、銀行から資金を借り入れできなくて、10月支払の購入物件に対する資金の手当てが出来なくなって破綻したそうである。
REITが組成されてからは、比較的安定的で高配当ということから、ファイナンシャル・プランナーによるポートフォリオにも必ず顔を出しており、直近のマネー雑誌などでも取り上げられたりしているものであった。 今回、その神話が崩れる結果となり、破綻リスクを考慮しなければならなくなったということは高リスク高リターン商品として位置付けなくてはならない商品になったということを示している。
金融不況の波は「ここまで来たか」という印象だ。


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