どうも、この旅は宿泊場所のお湯に恵まれていない。 ということで、最終日も時間の余裕があれば日帰り入浴をする事にする。
今日は阿蘇を回って15時までに熊本空港に帰るコースを取るので「クーポンを使って入れる温泉で経路上にあるところ」という条件で探すと何件か見つかったのですが、雰囲気的に良さそうな「御宿 小笠原」にターゲットを絞る事にした。 時間的には昼くらいに到着したら入浴するという事で予定だけは立てておく。
宿を10時頃に出発して、まずは小国の道の駅へ… ここでお土産物と昼食を調達して、一路阿蘇へ向かう。 最初の目的地は大観望。 ガイドブックによると相当眺めが良いらしいが、ちょうど野焼きの時期という事で連日霞んだ風景しか楽しめずにいるので期待せずに向かう。
阿蘇の外輪山を登り始めると野焼きの跡の真っ黒な光景が道の両側に広がっている。 北海道ではこんな事をしないので異様な風景に感じる。 ドンドン登って行くと、やがて外輪山の頂上(?)に到達したらしく平坦な風景が広がってきたところで大観望に到着。
やはり予想通り非常に霞んでいて真っ白な風景が広がる。 外輪山の内側は特に煙が籠もりやすいのか阿蘇の山並みはかなり霞んでしまっている状況。 逆に外輪山の外側にあるくじゅう連山は下半分は霞んでいるものの中腹から上はそれなりにハッキリ見えているのが好対照といった感じ。 いずれにしても、巨大な外輪山の内側に街並みが広がる光景も初めて目にするので非常に不思議な感じがした。
一通り見て回って、お土産物やさんも物色した段階で11時半くらいだったので朝仕入れた食事を採ってから温泉に浸かりに行く事にする。 外輪山を一気に下り阿蘇山中腹にある「御宿 小笠原」へ行って30分ほど温泉に浸かる。 何だか忙しないけど、それでもホンモノらしい温泉は身体がポカポカ温まって良い感じがする。
その後、ひたすら阿蘇登山道路を上り米塚と草千里で車を止めて写真を撮ったり散策した後、そのまま登山道路を進み反対側へ下っていく。 下りたあとはひたすら空港に向かって走るだけ。
北海道と(逆の意味で)スケールが違うので、どのくらいの時間でどこまで行けるのか良く判らないために遅れないようにひたすら進むことが多かったのです。 今日もそんな感じで進んでみたところ時間に余裕ができたので空港近くにある大津の道の駅で休憩。 ここでもお土産物を見てまわる。
そして、定刻通り15時に空港近くのレンタカー屋さんに到着。 短く忙しなかった九州の旅も終了となりました。 今回のパックに付いてくる食事クーポンを結局使えなかったので空港の売店で商品券として使うためお土産を幾つか購入してANA646便に乗り込む。
これまた羽田で乗換なのですが、若干時間があるのでターミナル内の立ち食いそば屋さんで軽く夕食を採ってANA77便で札幌へ… 疲れが溜まっていたのでしょう。 すっかり眠り込んでしまい目が覚めたら着陸態勢に入っていたところでした。
(写真の説明)
一番上の写真は小国の道の駅。
二枚目がその中の男子トイレの入り口に張ってあったもの。 トイレの入り口が判りにくいんですよ。 ホントに。
三枚目は野焼きの風景。 阿蘇山を下りたところで南側の外輪山にあたります。 こんな調子なので灰は飛んでるわ、かなり霞んでいるわで風景写真を撮るのには厳しかったです。
一番下の写真は大津の道の駅。