「一方的な離婚恨み抹殺…43歳女逮捕」(SANSPO.COM)
まぁ、ニュース自体は一昨日の話なので詳しい話は御存知だと思うが、オンラインゲーム上での話。 相手のキャラを消去したことで札幌北署は「不正アクセス禁止法」容疑で逮捕したというものなのだが、記事を詳しく読むと札幌北署のチョンボなんじゃないかと思えてならない。
何故なら、相手のアカウントやパスワードを不正な手段を利用して入手したわけではなく、相手本人から直接教えられたものだからである。 本人がアカウントやパスワードを相手に公開した以上は「不正アクセス」の要件を満たさないのではないだろうか。 こんな法律の拡大解釈がまかり通るなら、日本は戦前の特高時代に突入してしまうだろう。 正当な手段で入手したものを「不正だ!」というのは法律の解釈から言っても有り得ない話だ。
この事件は結末が大変興味深いものであると同時に、最悪の場合は恐怖政治に突入する可能性をも秘めている話なので、最後まで追いかけていきたいような気がする。 この件に関しては法律家も意見を表明して欲しいところだ。
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