今回のJR西日本の事故を見て思う事…
今の人たちは自分たちの頭で物事を考えようとはせず惰性で進めていく事があり、それが重大な事故につながっているという事。
現段階では推測でしかないが、おそらく今回の事故を起こした運転士も「自分の責任でオーバーランした」→「バックで戻った為に遅延した」→「遅れを取り戻さなければ!」→「闇雲に速度を上げる」という何も考えずに短絡的に行動した結果発生した事故である事の想像はつくだろう。 少なくとも直線区間で多少速度を上げても問題はないだろうが、カーブで速度を落とすのは常識であるのは考えるまでもなく判る。 その状態で、速度を高いベルに上げたままカーブに突っ込めば発生しうる状況という者は想像がつくのである。 その想像すらしない(=頭で考えない)から、こういった事態を招くのである。
ウチの会社でも多々ある。
放送事故が発生する可能性が出たときに「短絡的に目先の回避をした為に事故を拡大する」という事例が見られる。 まさしく頭を使って考えないから発生している事故であって、ちょっと考えればベストな回避策というものが見えてくるのであるが、そういった事はなされないのである。
若僧君もバカ造君もそうだった。 ちょっと考えれば「ベストな解」が見えるはずなのに、考えることをしないために状況を悪化させる。
ひょっとすると、今の若者達に共通な問題点なのかもしれないし、若者達に限った話ではないのかもしれない。 ただ、今の日本人は本当に「自らの頭で考える事はしない」という事柄に関しては反対意見はないだろうと思う。 型にはまった教育故の、創造性の欠如から来ている問題点なのかもしれない。 ただ、これは絶対に打破しなければならない問題点であり、社会的に様々なところが影響を受ける事は間違いないと思うのである。
医療ミスだってそうですよね? 単純なミスの積み重ねが、その状況を生み出している事には間違いがないのですから。
あと、単純ミスを発生する人間は同じミスを何度でも繰り返すという事も経験上から言えば確かな事だと思う。 そういった人間を社会から一旦隔離して再教育を施す施設が必要になってきているのではないかと思う。
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