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涼しげな風景を…





世界遺産云々という関係で北海道のマスコミは我も我もと「知床」を取り上げています。 今までたいして相手にもしていなかったのにね。 ホント不思議です。 うちの会社の連中を見ても自分たちの脚でネタを集めようなんて気が無い奴らが多いので、こういった話題性のあるネタには直ぐに飛びつきます。
でもねぇ… そんな即席栽培的に取り上げた番組や記事・雑誌を見て思うのは…「中身がない」 何でか?っていうと、結局よく判っていないから観光客の目線にしかなっていないんですよ。 映像は確かに観光客が入れないようなアングルから撮っていたりするので、ちょっとは違う視点なんですが、中身は我々観光客が目にするものと一緒。 こりゃダメだ。
ここに昨年行ったときに撮った写真を載せていますが、もちろん一般観光客なので観光客の目線でしか撮れていません。 僕が提供できるネタがあるのかといえば、一般人ですから何もありません。 でも、実際に行ってみたときの感動は忘れられないですし、それは富士山に登ってみた景色とかそういったものなんかよりももっと大きいものでした。 それは、今までの感動のどれとも比較のしようがないくらいの感動。 大自然の雄大さの欠片しか体験していないのに、それでも大きな感動を得られるのが「知床」だと思います。
次に行くときは1週間とか2週間とか長期滞在をして、いろいろ見たり感じたりしたいと思っています。 それくらい大きな感動を得ることができる地域です。
実は、昨年行ったときに早朝散策ツアーに参加しました。 当日参加したのは僕たち一組だけだったのですが… その時のネイチャーガイドさんが鈴木さんといいまして、非常に楽しいガイドをしていただきました。 あとで色々知ったのですが、その鈴木さんもそうですし知床でガイドなどをしている方々の中には本州から移住してきた方がかなりいるそうです。 その雄大な自然に魅了されてしまい住み着いてしまうという… 彼らの存在そのものが知床の素晴らしさを物語っているのだと思います。
写真の説明をすると…
3枚目の鹿の親子の写真は、そのツアーに参加したときに偶然撮影できたものです。 これは広い北海道の中でも他の場所ではなかなか観光客として一寸だけ滞在するだけでは撮影できるものではないと思います。 それだけ自然が多く残っていて、その自然の中に人が入ることを許してもらえている場所なのだと思います。
1枚目は知床五湖の二湖で撮影したものです。 湖の向こうに見える山は知床半島の先端に一番近い山(知床連山の一番東側)である知床岳になります。 この時も残念ながら一湖と二湖しか見ることができなかったのですが、現在は一湖だけしか周遊することができないそうで、この風景も見ることができなくなっているみたいです。
2枚目は大変有名なカムイワッカ湯の滝になります。 この滝を上っていくと天然露天風呂に入れるという所ですね。 ちなみにこの湯の滝、手前側が海側なのですが海に流れ込む所も滝になっているそうです。
4枚目は知床半島の中程にある温泉地ウトロの夕景です。 宿泊した宿から撮りました。
5枚目はオマケみたいなものですが、車の奥に見える山々が知床連山です。 知床半島の付け根にある斜里町という所で撮影しました。 一番右側の高い山が海別岳になり、雪が残っている山々は右から羅臼岳、硫黄山、知床岳となります。 この写真だけはツレが撮影したみたいです。 僕自身は車の中にいるみたいなので…
この時は、ウトロに2泊しました。 当然の事ながら、それほど多くのものは見れていません。 でも、その時撮った写真は数多くあり、すばらしい景色の写真もまだまだ残っています。 時々小出しにしていこうかなぁ…
参考までに…
この時宿泊した宿は「知床 夕陽のあたる家」です。 いわゆる大型温泉ホテルとは全然違っていてアットホームな感じのする、こぢんまりした宿です。
で、参加したツアーは「知床オプショナルツアーズ」が行っているもので、そこの代表でもある鈴木謙一さんが案内してくれました。 トップページに掲載されているイラストそのままの方です。

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