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マスコミ人としていかがなものかと

今朝方、新千歳空港発のJAL機が羽田空港で車輪を外し動けなくなるという事件が起こった。 その事件に関する一連の報道で、某放送局の人間があたかも一般人のようにインタビューに答えているのを昼のニュースで見かけた。 それを見て「マスコミ人としてその対応はいかがなものか」という感想を持った。
ボクはけっこう出張に出る機会が多いので出張先や途中でインタビューを受ける事がある。 ただ、その時にはやはり同業者として「お断り」申し上げるのが基本だと思っている。 何故かというと一般の方とマスコミ人は視点が違いすぎるからである。
たまたま、今日の昼のニュースを見てたらJAL機のニュースをやっていて、たまたま知っている某局の社員が堂々とインタビューに答えているのを見て「こいつは何を考えているのだろうか?」というのを思ったのだ。 ある意味、マスコミ人としてやってはいけない事をやっているような気がしたのだ。 例えば、カメラでその状況をたまたま押さえる事が出来たというのなら客観的に見ても受け入れられる内容ですから問題はないのですが、見た事を言葉で伝えるというのはその人間の主観がどうしても入ってしまうのでマスコミ人は決してやってはいけない事だと思うのだ。 ましてや報道の担当者ではないのならば尚更だと思う。
おそらく彼の行動は賛否両論分かれるところだと思うが、おそらく彼自身の自分に対する評価とは裏腹の評価が大多数を占めるものだと思うし、もし彼の所属する局の人間の彼に対する評価が高いのならば、その局は評価に値しないくらいレベルの低い局だと認識して良いものだと思う。 系列のキー局がバラエティ主体でいっている局なので仕方のない事だけどね。

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コメント

  1. FAT'N より:

    夕方のニュースではどこかのスタジオで撮影していましたね。
    まるで航空評論家。
    その様子を見ながら”きゃ〜きゃ〜”騒いでいる局員、派遣その他の女性が居て笑えました。
    普段を知っているだけに、さぞ鼻高々だったのでしょうねえ。
    ああ、いやだ。

  2. 通りすがりですが より:

    マスコミはセンセーショナルにかき立て、素人の
    乗客のコメントを大々的に流す。
    日本の航空会社は世界一安全なのにです。現場はきっと一生懸命ですよ。安全第一でやっているはずです。

  3. pismo より:

    通りすがりですが さんの話だと
    まるで「現場の事を考えると報道するな!」と言っているように思えますが、それでは何が起こっても報道が出来なくなってしまいますね。
    一生懸命安全第一でやるのは当たり前。
    でも、事故が起こったという事実を報道する。
    その時に乗客に話を聞くというのは至極まっとうな事だと思うのですが…
    放送局の一社員が評論家気取りでベラベラしゃべるのが問題だと思うのですが、如何でしょうか?

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